卓球の世界選手権(5月20日～28日南アフリカ、ダーバン)に向け12日、早田ひな選手や張本智和選手など10人の日本代表選手が公開練習を行いました。

注目はパリ五輪選考ランキングで2位につけている平野美宇選手。前回大会では、女子シングルスで卓球王国・中国代表の陳夢選手に善戦するも4回戦で敗退。打倒中国を目指し大会に臨みます。

この日は他の選手が練習を終え休憩するなか、平野選手は練習場に残りコーチと15分ほどミーティング。

「サーブレシーブや(ラリーでの)コース・タイミングの意識など、昨日までやってきたことを練習で試したが、すぐにはなかなかできなくてちょっと戸惑ってしまった。世界選手権までにまとまりが出るようにしないといけない」と振り返りました。

会見では試合の注目ポイントを聞かれると、「最近は得意の早い攻撃だけではなく、ゆっくりとした緻密な卓球をしているのでそこを見てほしい」と語った平野選手。

ファッションについても注目のポイントがあるそうで、「ユニホームの色に合わせてヘアピンを変えているので見てほしい」と笑顔でコメントしました。