「NO WAR」 ロシアのウクライナ侵攻 スポーツ界にも影響続々 サッカーの試合で選手が訴え
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が各地で進む中、スポーツ界からも声が上がっています。
サッカー、イタリア・セリエAのアタランタに所属するルスラン・マリノフスキー選手(28)は、オリンピアコス戦でゴールを決めると、「NO WAR IN UKRAINE(ウクライナでの戦争はやめて)」と書いたTシャツを見せ、平和を訴えました。
サッカーのUEFA(欧州サッカー連盟)は現地時間の24日、声明を発表し、ロシアを「強く非難」しています。
「UEFAはヨーロッパでサッカーを普及させることで、平和と人権の尊重を発展させようと思っている。われわれはウクライナのサッカー界と心をともにし、ウクライナの人々にいつでも手をさしのべられるよう準備はしている」
また、UEFAチャンピオンズリーグの決勝がロシアのサンクトペテルブルクで行われることについては「緊急性を持って、真剣に話し合っている。あす(現地時間25日)には発表を行えるだろう」としています。
イギリスのガーディアン紙など海外メディアはすでに、「決勝開催地はロシアから変更される見通し」と報じています。
モータースポーツのF1は今年9月に予定されているロシア・ソチでのグランプリ(GP)開催について、協議するということです。
公式HPのスケジュールページには掲載はあるものの、チケットを購入するページからはロシアGPは削除されている状態となっています。