【巨人】紅白戦 育成の加藤廉が大勢からヒット 155キロをセンターにはじき返す
◇プロ野球・巨人 紅白戦 紅組5-2白組(12日、宮崎)
3軍から紅白戦出場となった内野手の加藤廉選手が、6回1アウトから守護神・大勢投手の初球、155キロまっすぐをセンターにはじき返し、笑顔を見せました。
「もう速かったですね。155キロって(打席に)立ったことがなかったんで」と開口一番に述べた加藤選手。前日の紅白戦では大江竜聖投手を相手に空振り三振に倒れていただけに、うれしい結果となりました。
「初球絶対、打てる球が来たら行こうと思ってたんで、結果ヒットになってよかったです。うまく気持ちを切り替えてできたんで、よかったです」
3軍がキャンプを張る都城ではバッティングに力を入れて練習をしてきました。「バットが内(側)から出る感覚とか、粘れる感覚が出てきたのかなって」
今回、紅白戦とはいえ、WBC代表にも選ばれた大勢投手から放ったヒット。自信になったのではないかと聞くと、「そうですね」と笑顔で答えました。加藤選手は現在24歳で育成契約は3年目。去年は2軍で7試合に出場しましたが、打率は.125でした。