巨人の秋広優人選手が中日・中田翔選手と自主トレに臨み、練習後に報道陣の取材に応じました。

秋広選手はプロ3年目で迎えた2023年シーズンでキャリアハイの121試合に出場。しかし昨シーズンは26試合の出場にとどまりました。

昨シーズンの分析として秋広選手は「シーズン中にフォームをコロコロ変えすぎた」と振り返り、「去年の終盤にしっくりくるフォームが見つかった」とコメント。その言葉通り、2024年11月から約7週間にわたって参加したオーストラリアのウインターリーグでは、23試合に出場し、打率.321を記録するなど躍動。前半戦のベストメンバーにも選出されました。

秋広選手は「ウインターリーグもあって、形は結構しっかりしたものを見つけられたので、そこを固める」と、自主トレに取り組んでいるとのこと。

一緒に自主トレを行っている中田選手も「（秋広選手は）技術面はいいものを持っていると思う。リーチをうまく使いこなせているし、肘の使い方であったり、バッティングの柔らかさは一緒の自主トレのメンバーで1番。新しくこうしなさいということはない」と絶賛。「ジャイアンツを代表するような選手になってほしいですし、それだけのポテンシャルを持っている」と期待を寄せました。

秋広選手は昨シーズンについて「すごく自分の中で悔しいシーズンだった。チームとしては優勝しましたけど、正直あまり喜べない数字だった」とコメント。2025年シーズンに向けて「あの場にいられるように、1年間通してレギュラーとして試合に出られるように頑張りたいなと思います」と意気込みを語りました。