【W杯】データで振り返る日本代表の激闘 前田大然は56秒に1回全力疾走!?最多シュートは浅野拓磨
◇サッカーFIFAワールドカップカタール2022(11月20日~12月18日)
PK戦の末、クロアチアに敗れ、初のベスト8入りとはならなかった日本代表。
グループリーグ(GL)から決勝トーナメント1回戦まで、4試合の個人スタッツの合計で日本代表の激闘を振り返ります。
◇得点・・・堂安律選手:2ゴール
GL初戦のドイツでは1点を追う後半に出場し同点ゴールを決めると、GL突破がかかったスペイン戦でも1点を追う展開で出場し再び同点ゴールを奪った堂安選手。それぞれの試合で逆転勝利の大きな要因となるなど、今大会では日本代表最多の2ゴールを挙げました。
◇シュート・・・浅野拓磨選手:7本
GLではドイツ相手に逆転ゴールを決め、歴史的勝利に貢献した浅野選手。4試合全てで後半から出場し、多くの好機を作るなど、チームトップ7本のシュートを放ちました。
◇クロス・・・伊東純也選手:15本
クロアチア戦では、右サイドを駆け上がり多くのチャンスを作った伊東選手。今大会チーム全体で67本のうち、チームトップ15本のクロスをあげました。
◇走行距離・・・吉田麻也選手:41.06km
吉田選手は日本のフィールドプレーヤーでは唯一全試合にフル出場。ブラジル大会、ロシア大会に続き3大会連続のフル出場を果たしました。キャプテンとしてチームをまとめた吉田選手が、出場390分間で41.06kmを走り、チームトップの走行距離を記録しました。
◇スプリント・・・前田大然選手:197回
スペイン戦ではハイプレスで相手GKのミスを誘い、同点ゴールのきっかけとなるなど、献身的な守備でチームを支えた前田選手。出場した3試合全てで後半途中までの出場でしたが、合計出場時間183分間に対し、スプリント回数はチームトップの197回。約56秒に1回全力疾走するなどチームのために走り続けました。
◇プレス・・・鎌田大地選手:224回
今大会得点機会に恵まれなかった鎌田選手ですが、プレス数はチームトップの224回、献身的な守備で決勝トーナメント進出に貢献しました。