◇プロ野球セ・リーグ 巨人3x2-ヤクルト（17日、東京ドーム）

巨人の原辰徳監督はこの日、86日ぶりに1軍マウンドを踏んだ大勢投手について「かなり本人も緊張があったんでしょう。1点で抑えたというところで、次に向かうというのでいいと思います」と前向きに捉えました。

大勢投手は9回、1点リードの場面で登板するも、8球を投げ、1失点。守護神としての役目を果たせず、ベンチでしばらく動けずにいる姿が見られました。そんな守護神に対して、原監督は「微調整はあるとはいえ、きょうはマウンドに上がれたということと、1点で抑えた」と及第点を与えると、「もう1ついうならば、勝ち星が付いた」と前向きな言葉をおくりました。

しかし、打線について「もう少し打線がね、まぁ、点を取れればね、良いんでしょうが」と、釘を刺すことは忘れませんでした。