プロ野球2022年度のシーズンが25日に開幕します。

日本テレビの野球解説者を務める高橋由伸さんが、今季限りでの退任を電撃表明した阪神の矢野燿大監督にインタビューしました。

2月のキャンプ中に行われたインタビューはコロナ禍のため、短時間でしたが、佐藤輝明選手の調子について、矢野監督は「『俺が4番だ』っていうバッティングをみせてほしい」などと期待を込めました。


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高橋さん
「佐藤輝明選手の調子はどうですか？」

矢野監督
「迷いはだいぶ消えているんじゃないか。藤井(康雄)さんに来ていただいて、『こういう形がいいんじゃないかな』っていう本人も手応えをつかんでいる感じがあります。実戦の中でもまだ1軍クラスのピッチャーとは対戦が多くないですけど、自分の形でしっかり振れているので、迷いはない状態。このまま形を固めてくれていってくれたらいいなと思います」

高橋さん
「いいスタートを切りましたが、後半苦しい状態が続きました。今年はどんなことを佐藤選手に期待していますか？」

矢野監督
「そりゃもちろん、めちゃくちゃホームラン打ってもらいたいですし。4番争いっていうのもチームの中で注目されるので、そこを『俺が4番だ』っていうバッティング、姿勢、結果を出してくれる2年目になってくれたらいいですね」

高橋さん
「佐藤選手、中野拓夢選手、伊藤将司投手、新人選手の活躍が目立ちましたが、今年、期待している選手は？」

矢野監督
「ルーキーで言えば、桐敷(拓馬)ってのが先発でも、(リリーフでも)どっちでも使えそうだなっていうのがあるので。桐敷が出てくるかなって思いますし、若い選手ではないですけど苦しんでた小野(泰己)とかピッチャーも出てくるんではないかなと楽しみにしています」