◇第104回全国高等学校野球選手権大会 東東京大会決勝 二松學舍大付5-1日体大荏原(30日、神宮球場)

二松學舍大付が2年連続5回目の夏の甲子園の出場を決めました。

先発のエース左腕・辻大雅投手（3年）がテンポのいいピッチングで打線にリズムを作ると、0-0で迎えた3回。2番・中川龍斗選手（2年）の犠牲フライで先制に成功。続く4回には菊池真伍選手（3年）がタイムリーを打ち、リードを2点に広げます。

援護を受けた辻投手は6回まで無失点に抑えると、その裏の攻撃では自ら左中間を破る2点タイムリー3ベースヒット。さらに1番・親富祖凪人選手（3年）もタイムリーで続き、点差を5点に広げます。

辻投手は7回に連打を浴び1点を失い降板しましたが、2番手・重川創思投手（2年）が後続を抑え逃げ切った二松學舍大付。東東京大会を制し甲子園出場を決めました。

試合後、市原勝人監督は「先輩たちは（夏の甲子園で）1つは勝っているので、夏2勝を最低ラインで頑張ってもらいたい」と、甲子園に向けて意気込みを語りました。

また辻投手は「（甲子園では）強い気持ちを持って、どこにも負けない気持ちで、あとは監督さんを勝たせられるようにやっていきたい。勝てるだけ勝ち進んで自分たちの実力を発揮していきたい」と、話しました。