◆北京五輪、2月5日、スノーボード女子スロープスタイル予選(張家口、ゲンティンスノーパーク)

スノーボード・女子スロープスタイル予選が行われ、17歳の村瀬心椛選手が2位で決勝進出しました。

今季のワールドカップで優勝を飾り、メダル獲得も期待されている村瀬選手。この日は強風の悪条件の中、2回目でバックサイド900を決めて81.45点を記録しました。

滑り終えて、「2本とも自分のやりたい技ができて本当によかった」と話し、6日に行われる決勝に向けては、「自分の滑りを出し切って表彰台を狙っていきたいと思います」と意気込みました。

以下、村瀬選手の主なコメント――

初めてのオリンピック、2回滑り終えていかがですか？村瀬選手「初めてのオリンピックということで、自分では本当に楽しもうという気持ちで2本滑ったんですけど、2本とも自分のやりたい技ができて本当によかったと思います」

――1回目でトップに立ち、2回目でさらに伸ばしました。どのようにスタートを切りましたか？

村瀬選手「1本目は2個目のキッカーでちょっと小さくなってしまった。飛距離を飛んで、3個目のキッカーでもセブンをナインに、2回転半にするというのをそこで攻めて。“絶対立とう”という気持ちが強くて、立てたと思うので、次の決勝でも頑張りたいと思います」

――風がある中でしたが、怖さはありましたか？

村瀬選手「風の影響で飛距離が飛べなかったとか、あおられてしまったりとかというのがありました。そういうのを気にしちゃうのはあるんですけど、気にせずというかプラスに考えながら滑るというのを意識しました」

――決勝ではどんな滑りをしたいですか？

村瀬選手「明日はもうちょっと風が弱いと思うので、自分の滑りを出し切って表彰台を狙っていきたいと思います」