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スノーボード竹内智香 休養から復帰6度目の五輪「楽しい気持ちでここに来られて本当に良かった」

2022年2月4日 19:18
スノーボード竹内智香 休養から復帰6度目の五輪「楽しい気持ちでここに来られて本当に良かった」
6大会連続五輪出場 竹内智香【写真提供:アフロスポーツ/JOC】
日本女子史上最多6大会連続五輪出場のスノーボード・女子パラレル大回転日本代表の竹内智香選手(38)が4日、初の公式練習を行いました。

気温マイナス22度の中、本番のコースではなく、パラリンピックで使用される予定のコースで練習。初の練習ということで、雪質やボードの感触を確認しました。

竹内選手は今大会が6度目の五輪出場。2014年のソチ五輪では銀メダルを獲得。前回大会の平昌五輪では5位に入賞しましたが、その後2年半ほど競技から離れていました。

そして復帰後、およそ1年半で迎えた今大会。竹内選手は「(4年前は)本当に調子が悪くて滑ることが結構怖いというか、スタートに立つことも怖かった。楽しい気持ちでここに来られて本当に良かったなと思います」と話しました。

以下、竹内選手の主なコメント

――初日の練習を終えていかがですか?

竹内選手「結構寒くて雪がアグレッシブだというふうに聞いていたので、どんな雪かなと思っていたんですけれども、思ったより滑りやすくて相性はいいかなと思います」

――1度は引退を決意しましたが、オリンピックの舞台にかえって来られた今の思いはいかがでしょうか?

竹内選手「やっぱりオリンピックって今までの感覚でいうと、365日を4回積み重ねた先にあるものなんですけれども、今回は1年半積み重ねた先にあるので、あっという間に来てしまったなという感じで不思議な感覚なんですけど。でも1年半だから頑張れたと思いますし。やっぱりコロナ禍で色々なストレスがありながらここに来たんですけど、選手村に入るとすごい雰囲気もいいですし、過去5大会に比べても充実した選手村で過ごしやすくて、イメージ以上にスムーズで快適なので」

――選手村では何が楽しいですか?

竹内選手「昨日は初日だったのでみんなで散歩して、写真撮影会をあちこちでして。あとはお土産を見たりとか。本当に選手村の視察。本来であれば色々遊べる場所があって、ピンバッジが作れるとか、ソチだったらマトリョーシカ作れたりとか色々なものがあるんですけど。それができないのは残念ですけれども、でも今こうしてここに来られたこと、6大会目に出られたこと、1つ1つに感謝して楽しみたいなと思っています」

――6大会目ですが、今、どのような気持ちですか?

竹内選手「4年前のこの日は本当にこれが最後だと思ってここに来ていましたし、あの時は本当に調子が悪くて滑ることが結構怖いというか、スタートに立つことも怖かったですし。それに比べると今は本当に楽しみで、わくわくした気持ちでいられるっていう意味では続けて良かったと思いますし。4年前のああいう苦しさで辞めるのではなくて、楽しい気持ちでここに来られて本当に良かったなと思います」

竹内選手が出場予定のスノーボード女子パラレル大回転予選・決勝は2月8日に行われます。

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