1日、スピードスケート女子1500メートルや女子団体パシュートに出場予定の佐藤綾乃選手（25）が囲み取材に応じ、記者たちの質問に答えました。

練習を終え、会場の雰囲気について聞かれると、「大きいリンクだったので、びっくりした」としつつも、「照明が明るくてきれいで、全体的に青色だったので落ち着くなという感じでした」と笑みを交えながら答えました。

リンクについては「今のところはいい感覚、いい感触で滑れているなと思っています」と自信をのぞかせました。

前回の平昌五輪では、「新鮮な気持ちで、特に何のプレッシャーもなく滑っていた」と、女子団体パシュートで金メダルを獲得。今回は「メダルもパシュートだけではなくて、他の種目でも狙いにいく」と、21年のW杯で3度表彰台に上がっている1500メートルでのメダル獲得にも意欲を見せます。

そしてディフェンディングチャンピオンとして迎える団体パシュートについては、「ここまでやってきた練習量であったり、チームワークは他の国には負けないという絶対の自信がある。そういったところを大切にして金メダルに向かって頑張っていきたい」と連覇を誓いました。

今回の五輪の目標を「笑顔でオリンピックを迎えて、笑顔でオリンピックを終える」と語る佐藤選手。5日のスピードスケート女子3000メートルで今大会の初戦を迎える予定です。