◇第59回ゴルフ日本シリーズJTカップ（12月1日～12月4日、東京よみうりCC）

男子ゴルフ今季ツアー最終戦、日本シリーズの開幕を前に石川遼選手が取材に応じ、「ワクワクしすぎているんで、いったん落ち着きたいなと。楽しみです」などと語りました。

2015年と19年にこの大会で優勝している石川選手。「コースに対してのどうやって攻めていくかのイメージはあるんですが、それをしっかり遂行するために必要なことは、まずは自分自身がいいショットを打てるかどうかっていうことになってくるので、そのためにはいい準備をしていくしかない」と語りました。

ここ2年ほどスイング改造にも取り組んでいて、「新たなスイングに自分の感覚を吹き込んでいくというか、そういう時期かなと思っています」と明かしました。

「トップの形が一番変わったと思います。でも、トップの形を変えるのが目的ではない。インパクトの効率とか、ゴルフを長くやり続けられるスイングを目指したい」

試行錯誤してきたスイングが固まりつつあることで、一定の手応えを感じているようで、11月中旬に行われた「三井住友VISA太平洋マスターズ」では、3年ぶりに優勝。「焦っていたわけではないが、この間の優勝は争ったメンバーもレベルの高い選手たち。気持ち的にも落ち着くことができた。まだまだぎこちなくてこれから、という気持ちでしかいないですね」と話しました。

初日は今平周吾選手、稲森佑貴選手と同じ組で回る石川選手。「しっかり自分のゴルフをできるように集中して、3回目の大会優勝を目指して頑張っていきたいと思います」と意気込みました。