高梨沙羅 悲願の金メダルへ! 「自分のできる限りのジャンプをしたい」
北京五輪女子スキージャンプ代表の高梨沙羅選手(25)が4日、2回目の公式練習を行いました。
3本跳ぶ予定でしたが、風の影響により2本で終了。1本目は飛距離が伸びず88メートルで5位。2本目は96メートルと飛距離は伸びましたが、6位でした。
練習後、高梨選手は「あまり状態はよくないんですけれども、しっかり自分のできる限りのことを尽くして跳べたかなとは思います」と振り返りました。
以下、高梨選手の主なコメント
――今日の2本のテレマークはいかがでしたか?
「スキーがついたり離れたりという感じだったので、なかなかテレマーク入れるポジション取りができなかったんですけど、すごくいい経験はできたと思うので、後につなげられたらいいなと思います」
――なかなかうまくいかなかった原因は?高梨選手
「私の中の問題なので、そこはしっかり解消していきたいと思います」
――道具の調整は昨日と今日で違うことはありますか?
「昨日ある程度定めたんですけど、ちょっとこの中の風の強さだったりっていう風にはあまりうまくはまらなかったかなと思うので、ちょっとまた考えなければいけないなと思います」
――会場に来て海外の選手と話しましたか?
「あまりこのシチュエーションの中でお話しができるような感じではないんですけど、五輪という4年に1度の特別な舞台にみんなで上がれて、最有力候補のマリタ・クラマー選手が出られないですけど
高梨選手の最大のライバルで、今シーズンW杯6勝のオーストリア代表マリタ・クラマー選手(20)が大会直前に新型コロナウイルス陽性が判明。大会欠場となってしまいました。そのマリタ・クラマー選手について。
「彼女に申し訳なさを感じながらも、ここに立てたからこそ自分のできる限りのジャンプをしていきたいなと思っています」
――いよいよ明日から始まりますが、抱負を教えてください
高梨選手「今自分のできる限りのことを尽くして明日に臨みたいと思います」
高梨選手は5日、スキージャンプ女子ノーマルヒルに出場します。