北京五輪女子スキージャンプ代表の高梨沙羅選手が3日、初めて本番のジャンプ台で公式練習に臨みました。高梨選手は、3本中2本でトップとなり、順調な仕上がりを見せました。

練習後、取材に応じた高梨選手は、「練習でも飛んだことのないジャンプ台だったので、本番になるまでどういうジャンプ台なのか分からないでいたのですが、1本目飛んでみて、ある程度かためていた感覚がうまくはまったので、道具を試しながら飛んでいた」とコメント。

今回のジャンプ台は、風の影響を受けやすく多くの選手が苦戦する中、高梨選手は、「時折強い風が吹くので予測はできないですけど、しっかり自分のやるべきことに集中したいと思います」と話し、余裕をのぞかせました。

本番に向けては、「見てくださっている方々に何かを感じてもらえるようなパフォーマンスをしたいと思っているので、この4年間積み上げてきたものを出し切れる結果になったらいいなと思います」と、意気込みを語りました。4日も公式練習を行い、5日に本番を迎えます。