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【序盤の攻防詳細】広島がヤクルトに3点リード! 「初回がカギ」同じ場面で得点した広島、九里も粘り主導権握る

2022年8月10日 19:23
【序盤の攻防詳細】広島がヤクルトに3点リード! 「初回がカギ」同じ場面で得点した広島、九里も粘り主導権握る
広島の先発・九里亜蓮投手
プロ野球セ・リーグ 広島-ヤクルト(10日、マツダスタジアム)

今シーズン、ヤクルト相手に4勝11敗1分けと相性のよくない広島が3回終了までに3点リードしています。

▽初回の攻防
試合の主導権は初回に動きます。広島の先発は九里亜蓮投手。それでも立ち上がり、ヤクルトの2番に起用された中村悠平選手にヒットを許すと、続く山田哲人選手に四球で1アウト2・1塁のピンチ。

嫌な流れで迎えるのは今季マツダスタジアムで打率.457の4番・村上宗隆選手。丁寧にインコースを中心に攻めるも、わずかにはずれ3ボール1ストライク。それでも最後はストレートでファーストゴロ。2アウト3・2塁となります。

続くサンタナ選手には外角のカットボールを投げきり、センターフライ。制球に苦しむ立ち上がりでしたが、要所で厳しいコースをつき、初回のピンチを無失点に抑えます。

すると、その裏。広島も同じ局面を作ります。ヒットと死球で1アウト2・1塁、打席には4番・西川龍馬選手。ヤクルトの先発・星知弥投手の外角のフォークをライトへタイムリー、先制点を奪います。1アウト2・3塁となり5番・坂倉将吾選手。2ボール2ストライクからの6球目、フォークに手を出すもファーストゴロ。それでも3塁ランナーがホームに返り、貴重な追加点を奪い、主導権を握ります。

▽九里投手の粘り
2回も制球が安定しない九里投手は青木宣親選手とオスナ選手に連続四球。ノーアウトで8番・長岡秀樹選手。7球目まで粘られるも、得意のツーシームで攻めきり空振り三振。そして続く星投手をダブルプレーに抑え、この回も粘ります。

3回は2アウトまで奪うも、山田選手、村上選手に連打を浴び3・1塁のピンチ。ここで打率.354(試合前)のサンタナ選手との対決。外角にストレートとチェンジアップと緩急を使い追い込むと2ボール1ストライクからの5球目。外角低めのスライダーで空振り三振。マウンドでほえた九里投手、苦しい序盤も粘り、無失点に抑えています。
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