×

【MotoGP】小椋藍が2年ぶりV 本人も「まさか」の9人抜き 日本人ライダー今季初優勝

2024年5月28日 6:06
【MotoGP】小椋藍が2年ぶりV 本人も「まさか」の9人抜き 日本人ライダー今季初優勝
久々の優勝に最高の笑顔を見せる小椋藍選手(写真:motogp)
MotoGP2024年シーズン 第6戦カタルーニャGP(26日/スペイン・バルセロナ、カタルーニャ・サーキット)

バルセロナ近郊のカタルーニャ・サーキットでMoto2クラスの決勝が行われ小椋藍選手(日本/ボスコスクーロ)が今季初優勝。2022年、日本GP以来の優勝に喜びを爆発させました。

最近は3戦連続6列目17番グリッドスタートながら、それぞれ決勝レースで追い上げのレースを見せていた小椋選手。前回のフランスGPでは15台抜きで2位まで巻き返し今季初表彰台を獲得していました。

「今週は苦しんでいた」という小椋選手。課題の予選でも奮わず4列目10番グリッドスタート。

それでも「スタートが決まったのが大きかった」というロケットスタートで7人を置き去りに。その後、一時は6番手に後退するも粘り強く1台、また1台と追い抜き、残すはチームメイトのガルシア選手(スペイン/ボスコスクーロ)だけ。

残り4周となった1コーナーでランクトップで連勝を目指すガルシア選手を抜き去ります。最後は、2位のガルシア選手に3秒以上の差をつけ優勝。何度もガッツポーズ。


ウィニングランでも、パルクフェルメ(表彰台下のマシンをとめるスペース)でも、表彰式でも最高の笑顔を見せ続ける小椋選手。普段はポーカーフェイスの小椋選手の顔が笑顔でくしゃくしゃに。

「おととい、昨日と苦しんでいたのでまさか勝てるとは思わなかった。でもタイヤを温存できていたので勝てました」と冷静な分析も忘れませんでした。

2大会連続表彰台と勢いに乗った小椋選手。次は2週連続開催のイタリアGP。ランキングでもじわりじわりとポジションをあげて3位。

今季のMoto2クラスは6戦目にして小椋選手が5人目の優勝者という混戦状態。首位のガルシア選手との差は21P。あと15戦を残す2024年シーズン王者の座も夢ではありません。

▽2024Moto2チャンピオンシップ
 1.セルヒオ・ガルシア(スペイン/ボスコスクーロ)109P
 2.ジョー・ロバーツ(アメリカ/カレックス)90P
 3.小椋 藍(日本/ボスコスクーロ)88P

▽第7戦 イタリアGP主なスケジュール
 6月1日(土)17:45- 全クラス予選+MotoGPクラススプリントレース
 6月2日(日)17:45- 全クラス決勝

▽テレビ中継・配信
◎CS放送 日テレジータス
 6月1日(土)17:45- 全クラス予選&最高峰クラス スプリントレース生中継
 6月2日(日)17:45- 決勝レース生中継

◎Huluライブ配信
 上記中継時間にあわせてライブ配信(見逃し配信あり/マルチカメラアングル実施)

24時間ライブ配信中
日テレNEWS24 24時間ライブ配信中
logo

24時間ライブ配信中