「ゴール前冷静すぎでしょ」森保ジャパンがペルーに4-1完勝ファンは熱狂 選手たちは冷静
◇キリンチャレンジカップ2023 日本4-1ペルー(20日、大阪・パナソニックスタジアム吹田)
森保ジャパン、この日はペルー代表戦でしたが、前半2-0、後半2-1で4-1と南米の堅守を誇る相手を攻守で圧倒し、見事に撃破しました。
SNS上では後半18分の伊東純也選手(スタッド・ランス)のゴールの場面を「三笘のパス相手の股抜いてるのすげぇ」、「鎌田→三笘→伊東いいな」、「速すぎてキーパーも置いていく男」などとファンの興奮がやみません。
一方、選手たちはインタビューに冷静に次のように答えています。
■三笘薫選手(ブライトン)
Q.試合を振り返って
A.うまく試合には入れていなかったですし、ボールを持たれる形になりました。我慢強く戦いながら、自分たちのペースに持ってきたところで、前半2点取れたのはよかったと思います
Q.収穫と課題
A.個人的な収穫はどちらの試合も個人の結果がともなったところと、ケガなく終えたところ。課題はもっとゴール前に顔出すところだったり、シュートの回数を増やすことだったり、守備の強度だったり、色んなことがありますね。
Q.ゴールを振り返って
A.うまく右サイドで作ってくれて、鎌田(大地)選手が素晴らしいボールをくれて、1対1のシチュエーションだったので、シュートを打ちきろうということは考えていました。旗手(怜央)選手がうまく外に回って引きつけてくれたのも大きかったですし、チームメートの頑張りがすごく助かったなと思います
Q.きょう、ヨーロッパ組はシーズンラストゲームでした
A.4-0で終わらせないといけない試合でしたし、相手のコンディションもありましたけど、自分たちのやろうとしていたことが少しは出たと思いますし、守備もはまらないところありましたけど、我慢強く戦いながらショートカウンターのところ、すごくきいていたので、そこでいこうというのはチームの中で考えながらやっていたところはありますね。
Q.今、何をしたい
A.ゆっくり休んで、いったんサッカーから少し離れて、緊張感がほぐれると思うので、そこを楽しみたいなと思います
Q.9月にドイツと戦いますが
A.そこまでにもう一度コンディション整えて、シーズン始まって、ケガをせずにチーム内で結果を残していくことで代表に呼ばれると思うので、まずは所属チームの試合にスタメンで出続けることが大事かと思います。
■伊東純也選手(スタッド・ランス)
Q.試合を振り返って
A.前半から、いい守備からいい攻撃ができていたと思いますし、いい形で点が取れてうまく試合が運べていたと思います。
Q.課題と収穫は
A.結果を出さなきゃいけないところで、きょうゴールがとれたのでよかったですけど、何回かクロスに合わせられないところがあったので、もっと精度を高めて、もっとゴールに結びつけられればと思います。
Q.ゴールを振り返って
A.中盤でうまくボールを奪えてショートカウンターみたいな形で薫にボールが渡って、ゴール前に走って行けばボールが来るかなと思って、いいボールが来たので、ダイレクトに打とうと思ったんですけど、キーパーがいい位置にいたので、うまくトラップして流し込めたかなという感じです。
Q.練習のたまもの?
A.奪ったボールを前につけようというのは練習からやっていますし、前に速い選手が多いのでショートカウンターはいい武器になるかなという感じです。
Q.最高のゲームになりましたか?
A.最後、絶対勝って終わりたかったので、きょういい試合していい形で締めくくれてよかったと思います。
Q.9月にドイツと対戦します
A.まずシーズンが終わったので、1回リラックスして、また始まってからすぐ代表があると思うので、そこに合わせてチームで結果を出して選ばれるようにして、ドイツには前回ワールドカップで勝ちましたけど、内容は圧倒されていたと思うので、前回よりもっとできるってところを見せられればと思います。