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【男子バレーNL】日本はドイツとの“死闘”を制す 石川祐希と西田有志が20得点超えでけん引!

2024年6月5日 21:44
【男子バレーNL】日本はドイツとの“死闘”を制す 石川祐希と西田有志が20得点超えでけん引!
ドイツ戦で21得点をあげた西田有志選手(C)volleyballworld.com
バレーボールネーションズリーグ2024福岡大会 男子予選ラウンド第2週 日本3-2ドイツ(5日、西日本総合展示場)

バレーボールネーションズリーグの予選ラウンドの福岡大会。世界ランク4位の男子日本は同12位のドイツを3-2(25-22、22-25、25-27、25-23、15-8)で下し、大会通算5勝1敗としました。

第1セットは12-12から西田有志選手、石川祐希選手と強烈なアタックでポイント。徐々に点差を引き離すと、最後は長いラリーの中で石川選手がコースに決めて、セットを奪取。石川選手は第1セットで7得点をあげました。

第2セットも一進一退の展開。14-13の場面では高橋藍選手が横っ飛びで拾ったレシーブを、石川選手がスパイクを打ち抜き、2点をリード。しかし終盤はドイツの高さや強烈なサーブにも苦しみ、このセットを落とします。

第3セットの序盤、日本のサーブミスが目立ちますが、中盤には西田選手の強烈なサーブで崩し、小野寺太志選手がブロックでポイント。18-15の場面では小野寺選手が片手でレシーブすると、西田選手が豪快なスパイクをたたき込み突き放します。

それでも食らいつくドイツに追いつかれると、20点以降は取って取られての展開。24-24の場面では西田選手がポイントを奪い、日本のセットポイント。しかしそこから3連続ポイント奪われ、窮地に立ちます。

落とせば負けとなる第4セット、序盤は連続ポイントで離されたものの、高橋選手のスパイクが決まり、13-12と逆転。その後も互いに20ポイントを超えても一進一退の展開が続きます。それでも23-23から相手のサーブミスでポイントを奪うと、最後は石川選手のブロックで辛くもこのセットを奪います。

最終セットも大接戦。それでも6-6から西田選手のスパイクで1点リードすると、さらに8-6から西田選手のスパイクがさく裂。このポイントにはチームメートと喜びを爆発させます。さらに石川選手も決め、怒とうの4連続ポイント。一気にリードを奪い会場のボルテージも最高潮を迎えます。フルセットの死闘の末にドイツを下しました。石川選手と西田選手はともに21得点とチームをけん引。これで通算5勝1敗としました。

ネーションズリーグの予選ラウンドで上位7位以内に入れば、ファイナルラウンド(6月27日~30日)に進出することができます。

【NL日本の予選ラウンド日程】
◆ブラジル開催
第1戦 勝 3-1 アルゼンチン
第2戦 勝 3-0 セルビア
第3戦 勝 3-2 キューバ
第4戦 負 1-3 イタリア

◆日本開催
第5戦 勝 3-0 イラン
第6戦 勝 3-2ドイツ
第7戦 ポーランド(6月7日)
第8戦 スロベニア(6月8日)

◆フィリピン開催
第9戦 カナダ(6月18日)
第10戦 オランダ(6月21日)
第11戦 フランス(6月22日)
第12戦 アメリカ(6月23日)