3月8日に開幕するワールド・ベースボール・クラシック（WBC）。史上最多3度目の世界一を狙う侍ジャパンの全選手を紹介します。今回は自身初のWBC出場となる阪神の中野拓夢選手です。

社会人チーム・三菱自動車岡崎から2020年ドラフト6位で入団した中野選手。ルーキーイヤーの2021年には開幕一軍入りを果たすと、30盗塁を記録し盗塁王に輝きました。

昨季の2022年には135試合に出場し、リーグ3位の安打数である157安打、25打点、打率.276、23盗塁をマーク。遊撃手としてセ・リーグのベストナインを受賞しました。

WBCへ向け中野選手は「侍ジャパンのメンバーに選んでいただいて本当に光栄に思います。自分に求められているのはスピードだと思うので、日本のために自分の持ち味をしっかりと出して、強い気持ちを持って戦っていきます」とコメントしました。

球界のスピードスターとして、世界を相手に中野選手の俊足でかき乱す姿に期待がかかります。