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横浜・奥村頼人が“3者連続3球三振” NPBでも達成者は20人のみ 試合時間わずか1時間35分でチームも4強

2025年3月26日 6:02
横浜・奥村頼人が“3者連続3球三振” NPBでも達成者は20人のみ 試合時間わずか1時間35分でチームも4強
2番手で快投をみせた横浜の奥村頼人投手(写真:時事)
◇選抜高校野球2025 第9日目 準々決勝 横浜(神奈川)5-1西日本短大付(福岡)〈26日、甲子園球場〉

昨秋の明治神宮大会を制した横浜は、西日本短大付と対戦。2番手の奥村頼人投手が3者連続3球三振を奪うなど相手打線を封じ、準決勝進出を決めました。

横浜は2回に先制を許すも、5回に8番・江坂佳史選手がレフトへのタイムリーを放ち同点に。横浜先発の織田翔希投手は5回1失点の好投で、6回からは奥村投手に託します。

最初の打者は初戦でランニング本塁打を放っている3番・斉藤大将選手。ストレートと変化球で追い込むと、最後はアウトコースいっぱいのストレートで3球三振。続く前の試合で本塁打を放っている4番の佐藤仁選手もストレートでテンポよく追い込み、最後はチェンジアップで三振に仕留めます。

さらに前の試合でランニングホームランを放った5番の安田悠月選手は最後は高めのストレートで三振。相手の主軸3人から3者連続3球三振で、流れを呼び込みます。

するとその裏、横浜が3点を奪い勝ち越し。7回にも1点を加えリードを4点とすると、奥村投手は9回まで打者を1人も出塁させない完璧な投球。4回無安打無失点の好投で、準決勝進出に貢献しました。

3者連続3球三振は昨年広島の森下暢仁投手が達成し、NPBでも20人しかいない珍しい記録。奥村投手はテンポよく投げ込み、試合時間もわずか1時間35分でチームの4強を決めました。
最終更新日:2025年3月26日 6:40
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