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スノボ・冨田るき 姉・せなと共に挑んだ涙の初五輪 「色々な感情が混ざった涙」

2022年2月10日 16:31
スノボ・冨田るき 姉・せなと共に挑んだ涙の初五輪 「色々な感情が混ざった涙」
女子スノーボードハーフパイプ決勝を5位で終えた冨田るき選手 (写真:AFP/アフロ)
北京五輪・大会7日目(2月10日)、スノーボード・女子ハーフパイプ決勝

予選を6位で通過した冨田るき選手が決勝に登場。

今シーズンW杯で初優勝を果たし注目される冨田選手。姉のせな選手と共にそろって決勝に進みました。

1回目は4つ目のエアに向かう手前で転倒してしまい16.50点という結果に。さらに2回目も着地に失敗してしまい思うような滑りができません。

背水の陣で挑む3回目は、冒頭に高いエアを出すと、次々エアを決め80.50点。初めての五輪を5位で終えました。

試合後、姉・せな選手が銅メダルを確定した際には驚きの声を上げ、自分のことのように喜ぶ、るき選手の姿が。姉妹の絆を感じられる場面も見られました。

◆試合後の冨田選手のインタビュー

――初めてのオリンピックの決勝を終えられて今いかがですか?

「公開練習までは結構調子がよくて、そのまま滑れればよかったなと思ったのですが、1回目、自分でも予測していなかった転倒だったので、すごいメンタルもやられちゃって。2回目もこけちゃったんですけど。最後はしっかり決められたのでよかったです」

――1回目の後、足を引きずる様子が見られたのですが、ケガをされましたか?

「打っただけなので、ケアしてもらえばよくなると思うんですけど。まだちょっと痛みは続いています。でも、大丈夫です」

――さきほどは涙もありましたが、どういった思いからですか?

「やっぱり2回ともこけちゃって最後やるしかないという状況で決められたのがうれしかったのと、1回目こけてしまったのが心にきていたので。色々な感情が混ざった涙だと思います」

――お姉さんの滑りをずっと見ていたり、駆け寄ったりする姿が見られましたが、どのような思いでしたか?

「ライバルではあるんですが、一番応援した人でもあるし、カッコイイと思ってるから。せな(選手)も表彰台に立てるチャンスが今あるから乗ってほしいなという気持ちでした」

――お姉さんのせな選手の銅メダルについて

「なんだろう。自分のことのようにうれしいです。ずっと一緒に戦ってきたので。(五輪に)一緒に出るのも夢だったから。すごくうれしいです。」

――そういった中でご自身は表彰台に上れなかったという思いはありますか?

「自分が今やれることを全部やってこの結果なので、自分の中ではもっとうまく滑れたんじゃないかとは思うんですが、この順位は今出来ることをやった結果なので、素直に受け止めたいと思います」

――4年後、表彰台に上りたいという気持ちはありますか?

「あります!負けず嫌いなんで。せな(選手)より上の順位をとりたいなとかはあります」

◆決勝の主な成績
1位 クロエ・キム(米)  94.00
2位 ケラルト・カステリェト(西) 90.25
3位 冨田せな   88.25
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5位 冨田るき  80.50
9位 小野光希  71.50