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「体感速度は150キロ」赤星憲広がソフトバンク・和田毅のすごさを解説 ポイントは“腕の振り”

2024年1月16日 6:21
「体感速度は150キロ」赤星憲広がソフトバンク・和田毅のすごさを解説 ポイントは“腕の振り”
プロ22年目を迎えるソフトバンク・和田毅投手(写真:時事)
野球解説者の赤星憲広さんが14日、日本テレビ「Going!Sports&News」に出演し、ソフトバンク和田毅投手(42)について解説しました。

和田投手は22年、41歳で自己最速を更新する149キロをマークすると、昨季は7年ぶりに100投球回に到達しチーム2位の8勝をあげました。

現役時代に対戦経験のある赤星さんは、和田投手のすごさについて「正直、球種がそんなに多いピッチャーではないですし、スピードガンだけを見ると飛び抜けて速い球を投げているようには見えないんです。でも、ストレートの体感速度が150キロを超えている感じがするんです」と解説しました。

続けて「リリースポイントが見にくいですし、変化球でもストレートでも腕の振りがほとんど変わらないので、非常に対応するのが難しいピッチャーです」と和田投手の特長について語りました。

赤星さんは和田投手に対して、03年の日本シリーズで5打数1安打。05年と07年にも交流戦で対戦しましたが、4打席の対戦で2打数ノーヒットと抑えられています。

和田投手のストレートはわかっていても差し込まれファウルになるため、速くタイミングを取って打ちにいくと、同じ腕の振りから変化球を投じてくるので空振りさせられてしまうと自身の経験を振り返りました。

最後に赤星さんは「年々球速も上がっていっているので、今はもっと打ちづらいんじゃないかなと思います」とコメント。プロ22年目、パ・リーグ最年長で迎える今季はどのような活躍を見せるのか注目です。

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