Bリーグ三遠が新体制を発表 新監督は名将・大野篤史 東京五輪代表・金丸晃輔が電撃移籍
1日、愛知県・豊橋市を拠点とするプロバスケットボールBリーグの三遠ネオフェニックスが新体制発表記者会見を行いました。
新体制となった三遠は千葉ジェッツを過去Bリーグ制覇に導いた名将・大野篤史氏が新ヘッドコーチ(HC)に就任したことを発表。
大野HCは「1日でも早く心を一つにチームとしてシーズンを戦っていけるように全力で務めさせていただきます」と意気込みを語りました。
Bリーグ屈指の名門・千葉Jを離れ来季より三遠で指揮を執る理由について「チームの変化を求める姿勢、自分もその変化に貢献できるのではないか(と思ったのが)一番の決め手」とコメントしました。
昨季西地区最下位で終了したチームの再建について「何勝するとはここで言えることではないけど、絶対に諦めないで1つでも多く皆さんに喜んでもらえるようなシチュエーションに頑張っていきたい」と語りました。
さらに大野HCは「カルチャーの創造」をテーマに掲げ、地域に愛されるクラブづくりをしていくとコメント。
さらに三遠は来季のロスターも発表。注目はスモールフォワードの金丸晃輔選手。精密なシュートが持ち味で、Bリーグでは1試合11本の3ポイント成功記録を持っています。2020-21シーズンにはBリーグMVPを獲得し、東京五輪にも出場しました。
金丸選手は昨季、シーホース三河から島根スサノオマジックへ移籍。クラブ史上初のチャンピオンシップ進出に貢献しました。
島根から三遠へ移籍することとなった決め手について「チームが新しく生まれ変わること、それに僕もチャレンジできることが一番」とコメント。
「3ポイントシュートが持ち味なのでどんどん打って、チームに貢献していきたい」と意気込みを語りました。
B1リーグは来季より24チームによる3地区制(東・中・西地区)でリーグ戦を実施。B1・B2リーグの2クラブが自動昇降格となるだけに新体制となった三遠の躍進に期待がかかります。