プロ野球・ロッテの中村奨吾選手は20日、沖縄県恩納村で行っている自主トレを公開し、練習後オンライン取材に応じました。

昨季は、138試合に出場し、打率.257、12本塁打、打点はキャリアハイの68打点をマークした中村選手。

自主トレでは、例年よりも瞬発系のトレーニングを多く取り入れているようで、「体のキレもスピードも年齢を重ねてきて、少しずつ落ちていくところだと思う。もう一段階あげていけるように」と意図を説明し、「ケガの予防や盗塁数につながれば」とコメントしました。

また、3年連続でキャプテンに指名されことを明かし、「昨年は、チームとしても個人としても悔しい思いをした。監督が変わって新たな野球の考えやチームとしての動きに関してしっかりコミュニケーションを取りながら、チームを引っ張っていきたい」と力強く語りました。

昨季は、4月に新型コロナウイルス陽性となり、5年連続フル出場とはならなかった中村選手。

フル出場へのこだわりは強く、「活躍すれば、出てほしいと思ってもらえる。毎試合出て勝負したい。全試合出場するためにトレーニングを積んでいる」と意気込みました。

さらに「打撃も守備も走塁の面でも全てにおいてもうひとレベルあげていきたい。すべてにおいてキャリアハイを目指している」と今季の目標を語りました。