◇MLB　ロッキーズ7-4エンゼルス(日本時間24日、クアーズ・フィールド)

エンゼルスの大谷翔平選手は25号ソロで日米通算200本塁打に到達し、“不敗神話”のトラウタニ弾も飛び出しましたが、1点リードの8回に失策からの満塁被弾でまさかの逆転負けを喫し、エンゼルスは3連敗となりました。

大谷選手は敵地でのロッキーズ戦に「2番・指名打者」でスタメン出場。初回、先発フリーランド投手に対し、10打席ぶりとなる右中間への2ベースヒットを放ちます。

同点の5回、4球目の内角高めに外れたチェンジアップを、右中間へ運ぶ132メートル勝ち越し弾。本塁打ランキング独走の25号ソロは、日米通算200本塁打のメモリアル弾となります。すると、直後のトラウト選手も同じく4球目のチェンジアップをとらえ、16号ソロが飛び出します。今季7度目のトラウタニ弾となりました。

大谷選手は、6回にもライトへのヒットで、5打数3安打1本塁打のマルチヒットを記録します。

しかし、8回、エンゼルスはショートのエラーから満塁とピンチを生み、まさかの逆転満塁弾を浴びます。

今季6戦全勝だった“トラウタニ弾”の不敗神話はこの日でストップ。エンゼルスは前のドジャース戦から3連敗となっています。

試合後、大谷選手は「明日、日米通算201号を打てるように頑張ります」とコメント。

一方、ネビン監督は、大谷選手について「どんなボールも打てている。彼は全ての球種をフィールド全体に使って打てていると言っていた。もっともっと打ってほしいものだね」とさらに高みを目指す激励を送りました。