前回に続き5秒届かず・・・大迫傑がMGC3位でパリ内定逃すも「自分で勝ち取ってパリ五輪を目指したい」と決意
MGCで2位と5秒差の3位でゴールした大迫傑選手(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
◇陸上マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)〈15日、国立競技場発着〉
2024年パリ五輪のマラソン代表内定をかけた代表選考レースMGCが15日に行われ、東京五輪6位入賞の大迫傑選手(32)は2大会連続で3位となりました。
今大会は、男女上位2人が来年のパリ五輪マラソン代表に決定する一発勝負。大迫選手は、スタートから飛び出した川内優輝選手につくことなく2位集団でレースを展開。35キロ過ぎに先頭をとらえ7人の集団で進むと、39キロ付近で小山直城選手(27)が飛び出し、赤崎暁選手(25)にも離されます。大迫選手はトラックに入り猛追し、最後は2位赤崎選手と5秒差の3位でフィニッシュしました。
「前回同様、最後タフなレースで今回はよりフレッシュな気持ちというか、純粋に夢中になって走ることを心がけたんですが、他の選手の力、特に若手の選手の力があって一歩及ばずというところではあったんですけれど、また次につながるレースだったと思います」
大迫選手は東京五輪の選考レースとして行われた前回大会と重ねながら振り返ります。2019年のMGCでは、終盤に中村匠吾選手と服部勇馬選手のスパートに引き離され、最後は2位服部選手の5秒後ろで悔しさを味わいました。
2大会連続5秒差での3位という結果に「見える位置でというところだったんですけれど、頑張って動かしたんですけれど、本当に最後追い切れずというところで非常に悔しい思いはありますね」と率直な気持ちをこぼします。
東京五輪後は一時現役を退きましたが、昨年再び復帰。2度目の五輪マラソン出場へ向けては「また最低限の結果を残せたのはよかったですし、ぜひ自分で勝ち取ってパリ五輪を目指したいと」と思いを明かしました。
代表枠は男女各3人で、残る1枠は12月以降のMGCファイナルチャレンジを経て選出。該当する3大会で設定記録を上回る選手が出なかった場合は、MGC3位の大迫選手が代表に選出されます。
2024年パリ五輪のマラソン代表内定をかけた代表選考レースMGCが15日に行われ、東京五輪6位入賞の大迫傑選手(32)は2大会連続で3位となりました。
今大会は、男女上位2人が来年のパリ五輪マラソン代表に決定する一発勝負。大迫選手は、スタートから飛び出した川内優輝選手につくことなく2位集団でレースを展開。35キロ過ぎに先頭をとらえ7人の集団で進むと、39キロ付近で小山直城選手(27)が飛び出し、赤崎暁選手(25)にも離されます。大迫選手はトラックに入り猛追し、最後は2位赤崎選手と5秒差の3位でフィニッシュしました。
「前回同様、最後タフなレースで今回はよりフレッシュな気持ちというか、純粋に夢中になって走ることを心がけたんですが、他の選手の力、特に若手の選手の力があって一歩及ばずというところではあったんですけれど、また次につながるレースだったと思います」
大迫選手は東京五輪の選考レースとして行われた前回大会と重ねながら振り返ります。2019年のMGCでは、終盤に中村匠吾選手と服部勇馬選手のスパートに引き離され、最後は2位服部選手の5秒後ろで悔しさを味わいました。
2大会連続5秒差での3位という結果に「見える位置でというところだったんですけれど、頑張って動かしたんですけれど、本当に最後追い切れずというところで非常に悔しい思いはありますね」と率直な気持ちをこぼします。
東京五輪後は一時現役を退きましたが、昨年再び復帰。2度目の五輪マラソン出場へ向けては「また最低限の結果を残せたのはよかったですし、ぜひ自分で勝ち取ってパリ五輪を目指したいと」と思いを明かしました。
代表枠は男女各3人で、残る1枠は12月以降のMGCファイナルチャレンジを経て選出。該当する3大会で設定記録を上回る選手が出なかった場合は、MGC3位の大迫選手が代表に選出されます。