東京マラソンを2時間6分13秒の9位でフィニッシュした大迫傑選手がレース後を振り返りました。

「今回は4か月という中で、自分の中では新しい取り組み、トライだったんですけど、最低限の結果が残せました。もちろん前の方でもう少し勝負したかった気持ちはあるんですけど、それ以上に結果を残せた思いが強いです」

11月のニューヨークシティ・マラソンで5位に入り迎えた、現役復帰後初の国内レース。終盤まで日本人トップ争いも繰り広げ、最終的には日本人3位に入った大迫選手。

レースの内容については「最後4キロでのレースになったと思うんですけど、そこに対応できず、残念な部分もあります。ただ今回はどちらかというと自分の力を出し切って、2時間7分くらいで走れればいいかなと思っていました。目標はしっかり果たせたので良かった」とコメントしています。

また、このレース結果により、パリ五輪の日本代表選考レースである『MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)』への出場権を獲得。MGCに向けて「まずは心身共にリラックスをして。もう一回準備をしていきたい」と意気込んでいます。

◇東京マラソンの主な結果
1位 2時間5分22秒 デソ・ゲルミサ(エチオピア)
2位 2時間5分22秒 モハメド・エサ(エチオピア)
3位 2時間5分25秒 ツェガエ・ゲタウェウケベデ(エチオピア)
7位 2時間5分51秒 山下一貴
8位 2時間5分59秒 其田健也
9位 2時間6分13秒 大迫傑