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大谷翔平2年連続でハンク・アーロン賞ならず MVP争いのライバル・ジャッジが受賞

2022年11月10日 12:10
大谷翔平2年連続でハンク・アーロン賞ならず MVP争いのライバル・ジャッジが受賞
エンゼルスの大谷翔平選手(写真:AP/アフロ)
MLBのハンク・アーロン賞の受賞者が10日発表され、アメリカン・リーグはアーロン・ジャッジ選手(ヤンキース)、ナショナル・リーグはポール・ゴールドシュミット選手(カージナルス)が選出。エンゼルスの大谷翔平選手は、2年連続で受賞とはなりませんでした。

ジャッジ選手は157試合に出場して打率.311、62本塁打、131打点、16盗塁、出塁率.425、長打率.686、OPS1.111をマーク。

惜しくも三冠王こそ逃しましたが、本塁打、打点、出塁率、長打率、OPSはいずれも両リーグ1位の数字で、1961年にロジャー・マリス氏がマークしたシーズン61本塁打のリーグ記録を61年ぶりに更新しました。

ゴールドシュミット選手は151試合に出場して打率.317、35本塁打、115打点、7盗塁、出塁率.404、長打率.578、OPS.981をマーク。

打撃3部門のタイトルは獲得できませんでしたが、長打率とOPSはリーグ1位の数字で、ダイヤモンドバックス時代の2013年にもハンク・アーロン賞を受賞しており、複数回の受賞は史上13人目の快挙となりました。

大谷選手は投手として防御率2.33、15勝9敗、219奪三振。打者としては打率.273、34本塁打、95打点。史上初となる規定打席と規定投球回に到達しましたが、2年連続で受賞とはなりませんでした。

1999年に表彰がスタートしたハンク・アーロン賞の受賞者は、過去46人中22人が同年のMVPに選ばれており、ジャッジ選手の所属するヤンキースと同じリーグのエンゼルスに所属する大谷選手が、2年連続でリーグMVPを受賞できるのかに注目です。