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北京五輪銅メダル・モーグル堀島行真 今季進化のカギは「ウオーキング」

2022年10月26日 4:15
北京五輪銅メダル・モーグル堀島行真 今季進化のカギは「ウオーキング」
次の目標は五輪金メダル モーグル・堀島行真選手
25日、全日本スキー連盟が2022―23年シーズンを前に都内で会見を行いました。

会見には男子モーグルで北京五輪銅メダルを獲得した堀島行真選手も出席。

堀島選手といえば、独特のトレーニング方法で注目。北京五輪前にはモーグルの練習に加え、パルクールや飛び込み、トランポリン、フィギュアスケートなど他競技に挑戦。その中で、モーグルに生かせる体の使い方を習得し、見事銅メダルを獲得しました。

来年、スロベニアで行われる世界選手権で「常にトップ3に入り続ける力を磨いていければ」と語った堀島選手。今シーズン新たに取り組んだトレーニングは”ウオーキング”だといいます。

一見、モーグルに結びつかないように感じるウオーキングですが、堀島選手は「立ち姿勢や座り方、歩き方など、しっかり軸がとれた歩き方になると、コブ斜面でしっかり軸をとりながら、滑っていくのがより明確に分かる。スキーヤーにとって雪上に立つ時間をより日常に落とし込んで練習することができる」と効果を実感しているとコメント。

さらに、新たに挑戦したい競技は“クロスカントリー”と明かすなど、まだまだ進化に貪欲な堀島選手。

次のミラノ・コルティナ五輪に向けて「北京も平昌も金メダルを目指していて、そこまでたどり着けていない2大会。ミラノ五輪では3回目の挑戦ということで、しっかりトライしていきたい」と意気込みを語りました。