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【広島】ホーム開幕戦で“12球団唯一の無敗”ヤクルトに勝利 野間峻祥がレーザービーム&勝ち越し打 

2024年4月2日 20:57
【広島】ホーム開幕戦で“12球団唯一の無敗”ヤクルトに勝利 野間峻祥がレーザービーム&勝ち越し打 
広島・秋山翔吾選手の先制タイムリーヒットで2塁から生還した小園海斗選手(写真:時事)
プロ野球セ・リーグ 広島2-1ヤクルト(2日、マツダスタジアム)

広島がここまで12球団唯一無敗のヤクルトを破り、ホーム開幕戦を勝利で飾りました。

序盤から広島・床田寛樹投手、ヤクルト・小澤怜史投手の両先発が好投し、投手戦となった一戦。

3回、広島は1アウト1、2塁のピンチで、ヤクルトの2番西川遥輝選手を迎えます。

その5球目を振り抜いた西川選手の打球は野間峻祥選手が守るセンター前へ飛びます。2塁ランナーの北村拓己選手はこれをみて3塁をまわりホームへ。この打球を野間選手がキャッチし素早くバックホーム。際どいタイミングになりますが、間一髪でアウトにしました。

その後、両投手が好投し、ヤクルト・小澤投手が6回2安打3奪三振無失点で抑えると、対する広島・床田投手も負けじと7回4安打9奪三振無失点で切り抜けます。

“継投勝負”となった試合が動いたのは7回でした。広島は2アウト2塁のチャンスを作ると5番秋山翔吾選手が、ヤクルトの3番手嘉弥真新也投手の5球目をとらえレフト前へ運びました。このヒットで2塁ランナーの小園海斗選手が一気にホームへ。ヤクルト・サンタナ選手が好返球し、一時はアウトになりますが、ここで新井貴浩監督がリクエスト。判定が覆りセーフとなり広島が先制点を奪います。

しかし、その直後の8回、1アウト2、3塁のピンチを迎えると、西川遥輝選手にレフトへ犠牲フライを打たれ、同点に追いつかれます。

それでも広島は、その裏、ノーアウトから田村俊介選手が今季初ヒットを放ち出塁すると、代走で久保修選手を起用。菊池涼介選手が送りバントをきっちり決め1アウト2塁のチャンスを作ります。代打・松山竜平選手はショートゴロに倒れますが、続く野間選手が、右中間を破るタイムリースリーベースヒットを放ち勝ち越します。

9回、栗林良吏投手が先頭の中村悠平選手から三振を奪うなど3人で抑えた広島。2対1でヤクルトを破り、ホーム開幕戦を勝利で飾りました。