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「申し訳ない。悔しい。もっと強くならないと」17歳河辺愛菜 フリーで転倒

2022年2月17日 23:12
「申し訳ない。悔しい。もっと強くならないと」17歳河辺愛菜 フリーで転倒
初の五輪を終えた河辺愛菜選手(写真:ロイター/アフロ)

◇北京五輪・大会14日目(2月17日)フィギュアスケート女子シングル・フリー

17歳の河辺愛菜選手は、迷える人の背中を押すプログラムとして、YOSHIKIさんの「Miracle」の音楽に乗せて演技をしました。

演技冒頭、ショートプログラムで転倒した大技のトリプルアクセル。転びませんでしたが、ステップアウトでダウングレードの判定。さらに、直後の3ルッツで転倒、続く3ループは着氷。そして2本目の3ルッツは転倒しました。後半のダブルアクセル+3トウループ+2トウループのコンビネーションは着氷させました。

演技後は自身の演技に納得いかなかったのか、浮かない表情でリンクを去った河辺選手。SPで62.69点、フリーで104.04点を記録。合計得点を166.73点とし、初の五輪を終えました。

河辺選手は「(五輪に)出させていただいたのに申し訳ない演技になってしまったので、すごい悔しいし、もっと強くならないといけないと思いました」と涙ながらに振り返りました。

◆以下河辺愛菜選手コメント

――初めてのオリンピックでの戦いを終えて。

「最初から勢いに乗ってちゃんと滑れたとは思うんですけど、やっぱり出させていただいたのに申し訳ない演技になってしまったので、すごい悔しいし、もっとちゃんと強くならないといけないと思いました」

――このシーズン、難しかったこと、そして乗り越えてきたことは?「ジャンプの調子が良かったり悪かったりの波が一番激しくて、海外の試合にはちゃんと合わせられたりはしたんですけど、こういう緊張した場面で、まだ自分の一番いい演技ができるようになってはいない。もっともっと、花織ちゃん(坂本選手)とか新葉ちゃん(樋口選手)は、すごい本番に合わせられるようになっているので、見習わないといけないと思います」

――この大会からはどのようなことを学びましたか?「すごいプレッシャーとか、緊張がある中でいい演技をするのが難しいなと改めて感じました。また4年後、オリンピックで上を目指して出られるように頑張りたいなと思いました」

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