バスケットボール男子日本代表の河村勇輝選手（21）が3日、神奈川県の逗子開成高校にサプライズで訪問し、“1日監督”に就任しました。逗子開成高校のバスケ部員25人と、一緒に汗を流しました。

4日前のW杯アジア予選では、チーム最多の7アシスト5スティールをマークするなど、日本代表でも活躍する河村選手。

この日、アシックスが企画したイベントにサプライズで登場すると、生徒からは「えっ」「やば！」という声があがりました。自身で着用するモデルのシューズを生徒に手渡した河村選手。クリニックに向けて「お互い同じ立場に立ってバスケをやる。年上のお兄ちゃんくらいの感覚で接してくれたらうれしいですね」と話します。

2人1組でパス交換しながらシュート練習を行う「ツーメン」では、バスケ部員に交じって汗を流し、ステップバックシュートの練習では、実際にシュートを見せながらアドバイスを送ったりと、約2時間にわたり、監督として指導した河村選手。最後に行われたミニゲームでは、積極的に指示を出して場を盛り上げました。

指導を終えた河村”監督”は「高校生の熱気を感じられて、すごく楽しい時間になりました」とコメント。また「高校生がいろいろなことに挑戦しているのを見ると、僕も挑戦しないといけないと感じました。すごくいい刺激がありました」と、交流を通じて、刺激を受けたと明かしました。