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【バスケ日本代表】ホーバスJAPAN“皆勤賞”の西田優大 「24時ルール」で活躍へ

2022年8月25日 6:00
【バスケ日本代表】ホーバスJAPAN“皆勤賞”の西田優大 「24時ルール」で活躍へ
ホーバスJAPAN“皆勤賞”の西田優大選手(写真:日本バスケットボール協会)

バスケットボールW杯まであと1年。フィリピン・日本・インドネシア共催で行われる今大会において、すでに開催国枠での出場を決めている日本代表・ホーバスJAPAN。

世界ランキング38位の日本は、日本時間26日午前1時に行われるW杯アジア地区予選で、世界ランキング23位、格上のイランと対戦します。

その大きな一戦を前に、日本代表の若きポイントゲッター、23歳の西田優大選手が日本テレビのインタビューに応じてくれました。

――ホーバスJAPAN皆勤賞であることについてはどうですか?

「皆勤賞だからといって、特に芽生えたものもそんなにはなく、今までの自分のマインドと変わらず、やることをちゃんとやろうという感じです」

――現役NBA選手・渡邊雄太選手から「ペイントアタックで日本を引っ張っていく」と高い評価を受けたことに関しては?

「それはすごく素直にうれしいです。ただアジアカップに関してはそこがなかなかうまくいかなかった部分でもあるので、自分の反省点のひとつでもあります」
※ペイントアタック:コート上のフリースローラインとフリースローレーンに区切られた部分(ペイントエリア)に攻め込むこと

――褒められても浮足立たない、ほかの選手とも比較しないマインドはどこからくる?

「良くも悪くもマイペースみたいなところじゃないですかね」

――西田選手がメンタルを保つうえで「24時ルール」というルールを掲げていると聞きました。それはどんなルールですか?

「勝っても負けても24時を過ぎたら、次に向けての準備をするみたいなルールです。東海大学時代によく言っていました。『勝っても負けても24時ルールだぞ』みたいな」

――そのルールが西田選手に及ぼしているいい影響は?

「そのルールだからこそかはわからないですけどBリーグの試合中とか特に、リーグ戦で負けたら終わりじゃないので、勝っても負けても、そういう部分では切り替えられるようになったと思います」

――3ポイントを打つ中でもそのメンタルの保ち方がよかったりしますか?

「シューターは特にだと思います。入るまで打ち続けるのが仕事。中学校、高校の時から『入るまでを続けなさい』ってことは言われ続けてきたので、『打ち続けてもいいんだ』って自分の中でメンタルを保っています」

――1年後に迫るW杯に向けて意気込みを。

「少しずつホーバス監督のバスケが確立されている中で、あと1年でちゃんと目指すところまで僕たちが行けるのか、あと1年、一個ずつ積み上げていきたい。直近のW杯、オリンピックでは勝てていないですが、まずは1勝W杯で出来れば日本の見方も変わってくるんじゃないかなと思うので、また違った姿を見せられるように頑張りたいと思います」

◇ ◇ ◇

【放送日程】
ワールドカップアジア予選「日本×イラン」
8月25日(木) 25時〜BS日テレで放送
※26日(金) 午前1時〜

■メインキャスター 田中圭
■解説 石崎巧(元日本代表)
■実況 辻岡義堂(日本テレビアナウンサー)
■スタジオ進行 忽滑谷こころ(日本テレビアナウンサー)