「ワリエワを巡る騒動は狂気の沙汰」ロシアメディア擁護 練習後ミックスゾーンでは拍手も
ワリエワ選手の問題を「狂気の沙汰」と報じたロシアメディア (写真:ロイター/アフロ)
北京五輪の女子フィギュアスケート、ロシアオリンピック委員会の選手として出場している15歳のカミラ・ワリエワ選手が12日、練習を行いました。
練習後に報道陣のいるミックスゾーンを通ったワリエワ選手に各国の記者が口々に質問を投げかける中、ロシアの記者と思われる人物が拍手を送る場面も。
ワリエワ選手は笑顔でしたが、そばにはロシアオリンピック委員会の広報担当やヘッドコーチが報道陣から彼女の姿を遮るように付き添っていました。
ロシアの通信社RIAノーボスチは「ワリエワを巡る騒動は狂気の沙汰」と報じています。
ワリエワ選手は去年12月25日の検体から禁止薬物「トリメタジジン」が検出され、女子シングルの出場が不透明となっています。