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古田敦也臨時コーチがヤクルトキャンプ合流“古田流”のキャッチング指導

2022年2月6日 1:03
古田敦也臨時コーチがヤクルトキャンプ合流“古田流”のキャッチング指導
ヤクルトの臨時コーチを務めた古田敦也さん
5日、沖縄県浦添市で行われているヤクルトキャンプに、この日からOBである古田敦也さんが臨時コーチとして合流しました。

合流初日から、石川雅規投手や清水昇投手からお願いされ、投球を受けた古田臨時コーチ。さらにキャッチャー陣には自身のキャッチング方法である“古田流”の指導を行いました。

練習後、古田臨時コーチは「まずはキャッチングからということで、初日の今日は、僕はこういう取り方をしていたという“古田流”を伝えた。ただ人によって違うので、1つのアイデアとして受け取ってもらって、あとは自分の良い方、やりたい方を使ってもらえれば」と話しました。

“古田流”の指導を受けた中村悠平捕手は「手首を柔らかく使って、ハンドリングを生かしながらキャッチングしなさいと教わった。どうしても取ろう取ろうと意識すると(手首が)かたくなりがち。そうじゃなくて優しく包み込むじゃないが、ハンドリングできた方がいいんじゃないかと。(実際に)捕球する形が180度変わったような感じがする」と手応えを感じたことを明かしました。

また、2年連続リーグ最下位から昨年は日本一まで上り詰めたヤクルト。古田臨時コーチは「弱いときの方が色々とやること、向かっているものがわかりやすいが、1回勝つとまた違った悩みが出てくる。敵は負けじと追ってくるので、それを受けるというより跳ね返していかなきゃいけない。我々も経験してきたけどそういうことを伝えていきたい」と、今シーズンのキャンプで選手に伝えていきたいことを語りました。