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「日本ボクシング界の歴史に名を刻む」井上尚弥 WBO王者・バトラーと4団体統一戦が12月13日に決定 勝てば日本史上初

2022年10月13日 16:48
「日本ボクシング界の歴史に名を刻む」井上尚弥 WBO王者・バトラーと4団体統一戦が12月13日に決定 勝てば日本史上初
ボクシング3団体統一王者・井上尚弥選手
◇NTTドコモ Presents PXB WORLD SPIRITS 井上尚弥 世界バンタム級4団体統一戦開催に関する記者会見(13日、横浜)

日本ボクシング史上初の3団体統一王者・井上尚弥選手(29)が13日、横浜市内で会見を行い12月13日にWBO世界バンタム級王者のポール・バトラー選手と有明アリーナにて4団体統一戦を行うことを発表しました。

この対戦で勝利すれば、井上選手は日本人初の4団体統一のみならず、史上9人目・アジア人初の統一王者となります。

またKO勝利を収めれば、史上初となる王座決定戦での全試合KO勝ちとなります。

茶色のスーツで会見に臨んだ井上選手。運命の一戦が決まったことについて「自分はこの世界、ボクシングの歴史に名を刻み、日本ボクシング界の歴史を塗り替えていきたい」と決意を表明しました。

対戦相手に決まったバトラー選手は今年5月にWBO世界バンタム級王座を獲得。
バトラー選手について井上選手は「全てのレベルにおいてまとまった選手」と印象を語りました。

その対策について「(バトラー選手が)倒されないボクシングを徹底された時に自分がどうボクシングを展開していくか」「自分のボクシングで弱らせていき仕留めるイメージ」とコメントした上で「圧倒的な力の差を見せて4団体統一を成し遂げたい」と話しました。

日本人初となる“4団体統一”、その夢を常に口にしてきた井上選手。
統一後は1つ上のスーパーバンタム級への階級上げも公言しており、この試合について「このバンタム級での最終章とスーパーバンタム級へのスタート」と位置づけました。

プロデビューを果たした2012年から10年、“日本ボクシング史上初4団体統一戦”というビッグマッチに挑む井上選手。

運命のゴングは12月13日に鳴ります。