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【侍ジャパン】井端監督“大学生4人の選出理由”「今年のドラフトに入ってくる選手でまちがいない」布石を打つ

2024年2月14日 18:24
【侍ジャパン】井端監督“大学生4人の選出理由”「今年のドラフトに入ってくる選手でまちがいない」布石を打つ
侍ジャパンの井端弘和監督
侍ジャパン井端弘和監督が14日、来月行われる「カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2024 日本 vs 欧州代表」のメンバー発表を受け、会見を行いました。

今回選出した28人のメンバーについては「今年秋にあるプレミア12に向けて新たな選手の発掘。経験者を呼んで伝えることは伝えてほしいという目的。その先のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)、オリンピック予選に向けての新しい力というところでは、バランスがよくとれた」と話しました。

経験を伝える役目となるのは、WBCの世界一メンバー。野手では、源田壮亮選手(西武)、近藤健介選手(ソフトバンク)、中野拓夢選手(阪神)、村上宗隆選手(ヤクルト)の4人が選ばれており、井端監督は「代表はこういうもんだと、若い選手に見せていってくれればいいなと思う」と期待を込めます。

また、今回の侍ジャパンには異例となるアマチュアから大学生4人、宗山塁選手(明治大)、西川史礁選手(青山学院大)、中村優斗投手(愛知工業大)、金丸夢斗投手(関西大)を選出。いずれも今年4月に大学4年生になる世代です。

この意図について井端監督は「今年のプロ野球のドラフトで入ってくる選手で間違いない。すぐに侍ジャパンに入るだけの力を持っている。その先に見据えたWBC、オリンピックがあるので学生の間に一度(侍ジャパンの)ユニホームを着とくのも、彼らにとってはプラスかなと思いました」と思いを明かしました。

2026年には第6回WBC、そして2028年のロサンゼルス五輪では野球・ソフトボール競技が復活。2028年には、現在の大学生4人の世代は26歳のシーズンとなり、中軸としての活躍も期待されます。

「彼らはのちの日本を背負って立ってくれると信じています」と熱く語った井端監督、4選手についての期待するポイントについて聞かれると。

宗山選手については「ショートについてる姿は華があった。去年の大学ジャパンの合宿にも臨時コーチでいろんな角度から守備みたが、何も言うことがない」。

愛知工業大学の中村優斗投手は「150キロ中盤から後半を投げられる。1球も140キロがなかったというところでは一つ抜きんでてる。代表でも速いストレートを投げてほしい」。

関西大学の金丸夢斗投手は「大学生の中で群を抜いて制球力いい。左で150キロ超えて左バッターのインサイドつける」。

青山学院大学の西川史礁選手は「3年生から大学ジャパンで4番打っている。飛距離は大学生では抜けてる。大学の4番バッターはプロに入っても活躍されてるので期待」と話しています。
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