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「良いこと言ってくれる」巨人・内海コーチが明かすベテラン野手の“金言” 若手投手の意識に変化

2024年7月9日 11:20
「良いこと言ってくれる」巨人・内海コーチが明かすベテラン野手の“金言” 若手投手の意識に変化
巨人・内海哲也投手コーチ
プロ野球巨人内海哲也投手コーチが、あるベテラン野手の言葉で若手投手の練習への意識が変わったと明かしました。

巨人の1軍投手コーチを務める内海コーチは、今季ここまでの投手陣で評価している選手として山崎伊織投手の名前を挙げました。山崎投手はチームトップの防御率1.61、同3位の6勝をマークしています。

内海コーチは山崎投手について「自分の意思かはわかりませんけど、練習をやってはいます。先発投手は週1回、ライトポールからレフトポールの間を走る“ポール間走”をやるのが流れですが、それを僕はずっと見てます。ごまかさないかとか、タイムを切れているかひそかにストップウオッチを持って見てます」と明かしました。

その山崎投手が真摯(しんし)に練習へと取り組むのには、あるベテラン野手の言葉があったと言います。「(坂本)勇人がピッチャーの練習エリアに来ることが結構あるんですけど。勇人が1回、言ってくれたことがあったんです。ポール間走(のノルマ)が10本の日に、『本当にそれでいいの、お前ら』って。『この先、5年後10年後に活躍したいんだったら12本、14本やればいいんじゃないの』って言ってくれたことがあった」と明かしました。

20年に右打者史上最年少となる31歳10か月での2000安打を達成した“レジェンド”坂本選手からの金言に、山崎投手や井上温大投手、堀田賢慎投手ら若手がポール間走の本数を増やしたといいます。内海コーチも「良いこと言ってくれるな」と坂本選手の言葉に感心していました。

(7月1日放送のCS日テレジータス『超ジャイアンツ』を再構成)