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「歴史に刻まれるだろう」タイガースが球団初の快挙 MLBで“継投”ノーヒットノーラン達成

2023年7月10日 6:00
「歴史に刻まれるだろう」タイガースが球団初の快挙 MLBで“継投”ノーヒットノーラン達成
左からマニング投手、フォーリー投手、ラング投手、ハース選手(写真:AP/アフロ)
MLB タイガース2-0ブルージェイズ(日本時間9日、コメリカ・パーク)

タイガースは本拠地でのブルージェイズ戦で、球団初の継投によるノーヒットノーランを達成しました。

タイガースの先発、マット・マニング投手は初回、デッドボールとフォアボールでノーアウト1塁2塁のピンチを背負うも、後続をショートゴロ、ファーストファウルフライ、見逃し三振で切り抜けます。

その裏に味方の連続タイムリーで2点の援護をもらったマニング投手は、2回にも先頭打者を歩かせますが内野ゴロなどで打ち取りヒットを許しません。3回から6回まではランナーを許さず完璧な投球を見せると7回ツーアウトからフォアボールを出したところでジェイソン・フォーリー投手にマウンドを託しました。

フォーリー投手は続く打者を抑えると8回も3人で終わらせ1回と1/3を打者4人でぴしゃりと抑え、今季12セーブのアレックス・ラング投手に託します。

ラング投手は1回を3人で仕留め、この試合ブルージェイズ打線をノーヒットに抑え、3投手の継投によるノーヒットノーランを達成しました。

最後の打者をサードゴロでアウトにした際には、一塁手が大きくガッツポーズし、場内は地響きのような歓声に包まれます。ラング投手はキャッチャーと抱き合い、2人に向かってベンチからは次々と仲間が飛び出して、マウンドで喜びを分かち合いました。

タイガースは2-0で勝利し、マニング投手は3勝目、ラング投手は13セーブ目を記録しました。

本拠地でのノーヒットノーランは2007年以来で、「継投」によるノーヒットノーランは球団初の快挙となりました。

MLBの公式ツイッターは、「These 4 will be tied to Tigers history forever(この4人はタイガースの歴史に刻まれるだろう)」と投稿し、快挙を成し遂げた3投手と、一人で投球を受け続けたキャッチャーのエリック・ハース選手の画像と共に快挙を祝福しました。
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