プロ野球・ソフトバンクから巨人にトレードで移籍することが決まった高橋礼投手と泉圭輔投手が6日、ソフトバンクの公式インスタグラムでファンへ感謝のコメントを公開しました。

高橋投手は2年目の19年に、12勝6敗、防御率3.34をマークし、新人王を獲得。3年目も中継ぎとしてフル回転しますが「ここ3年は自分も納得いく結果がでず、みなさんもモヤモヤしたと思いますし、悔しい3年間をすごしていました」と4年目以降は登板機会も減り、納得いく結果が残せていませんでした。

それでも「筑後まで足を運んでくれるファンの方や1軍に上がったときに声援を送ってくれるファンの方のおかげで6年間頑張れました」とファンに感謝の気持ちを伝えました。

「6年間は今までの人生で一番濃い宝物」とホークスでの6年間を振り返り「恩返しをする意味でもジャイアンツで、ものすごい活躍をして恩返ししたいです」と意気込みました。

泉投手は中継ぎとして20年から3年連続で30試合以上に登板し、昨季もシーズン後半からブルペン陣を支える活躍を見せました。しかし、リーグ優勝がかかるシーズン最終戦で逆転弾を浴び敗戦投手に。優勝を逃す結果となり試合後に涙を流していました。「今年はやり返すシーズンにしたかったが、なかなか今年はうまくいかずやり返すことができないまま移籍で申し訳なく思っています」と話しました。

それでも「僕にとっては素晴らしい5年間だったと思う。ホークスで僕のプロ野球生活をスタートさせることができてよかったです」と振り返り「また新人のつもりでゼロから頑張ってやっていきたいと思います」と新天地での活躍を誓いました。

▽高橋礼投手 成績
今季 5試合0勝2敗 防御率10.80
通算 107試合17勝12敗23ホールド 防御率3.92

▽泉圭輔投手 成績
今季 3試合0勝0敗 防御率16.88
通算 118試合 3勝5敗23ホールド 防御率3.00