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中日ついに“10敗投手が4人” 柳裕也が6回2失点で敗戦 打線は40イニングぶり得点も…援護は1点のみ

2023年9月10日 16:58
中日ついに“10敗投手が4人” 柳裕也が6回2失点で敗戦 打線は40イニングぶり得点も…援護は1点のみ
6回2失点で10敗目となった中日・柳裕也投手(画像:日テレジータス)
プロ野球セ・リーグ 巨人2ー1中日(10日、東京ドーム)

中日の先発は今季ここまで4勝9敗の柳裕也投手。初回は無失点に抑えるも、2回先頭打者の5番坂本勇人選手に18号ソロHRを浴び先制を許します。その後粘りの投球を見せていましたが、5回には2番門脇誠選手にタイムリー2塁打を浴び失点。6回112球を投げ、被安打4、奪三振6、2失点でマウンドを降ります。

一方、柳投手を援護したい打線は7回、7番石川昂弥選手のタイムリーで1点差、5日の阪神戦以来、実に40イニングぶりの得点を挙げます。さらに8回には代打・大島洋平選手のヒットから1アウト3塁のチャンスを作ります。しかし1番ブライト 健太選手の当たりは、巨人セカンドの吉川尚輝選手のファインプレーに合い、3塁ランナーがホームタッチアウト。 その後のチャンスも生かせず。あと1点が届かず敗戦となりました。

これで柳投手が10敗目。涌井秀章投手、小笠原慎之介投手、高橋宏斗投手に続き、今季中日にとっては4人目の10敗投手となってしまいました。1球団で4人の10敗投手が出るのは、2015年の阪神以来(能見篤史投手13敗、メッセンジャー12敗、岩田稔10敗、岩崎優10敗)です。中日はここ5試合での得点はわずか3。3試合が無得点と深刻な得点力不足となっています。

【今季10敗した中日の先発投手】
涌井秀章 4勝12敗 防御率4.27 投球回99回
小笠原慎之介 7勝10敗 防御率3.23 投球回145回
高橋宏斗 5勝10敗 防御率2.51 投球回129回
柳裕也 4勝10敗 防御率2.59 投球回142回1/3