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【バスケW杯】フィンランド記者が警戒する日本代表選手は 渡邊雄太&2人のバックコート選手

2023年8月27日 19:40
【バスケW杯】フィンランド記者が警戒する日本代表選手は 渡邊雄太&2人のバックコート選手
渡邊雄太選手を中心としたバスケ日本代表(写真:日刊スポーツ/アフロ)
◇FIBAバスケットボールワールドカップ2023 1次ラウンド日本-フィンランド(27日、沖縄アリーナ)

初戦で強豪ドイツ代表に敗れ黒星スタートとなった世界ランク36位の日本代表。1次ラウンド突破へ重要となる第2戦は、世界ランク24位のフィンランド代表と対戦します。

試合前日、試合開始時刻に合わせ夜間に練習を行った日本代表。その様子を取材しようと多くの取材陣がつめかけ、その中にはフィンランドから来たメディアもいました。

フィンランドの大手テレビ局『MTV』の記者歴12年、クンナス・カーレさんに日本代表の初戦の印象を聞くと「全力で戦っていたが、ドイツが強かった。ドイツもオーストラリアもメダル候補なので、このグループはタフですね」と言います。

フィンランドの鍵となる選手はもちろん「ラウリ・マルカネン選手」とエースの名前を挙げたカーレさん。マルカネン選手は今季NBAのジャズに所属し、平均25.6得点をマーク。シーズンで一番躍進した選手に贈られるMIP賞を獲得しました。「彼はフィンランドチームの一番のスター。(強みは)全部だよ。3ポイントシュートも入るし、ゴール下のプレーもできる。ドライブしている間にオープンな状態の味方を見つけられる」と絶賛。弱点は見つけられないと言います。

一方、日本代表の警戒すべき選手を聞くと、「渡邊雄太選手です。彼はマルカネン選手みたいに全てをできる選手と言えます。マルカネン選手よりも強さはないかもしれないが、すごくいい選手。NBAでプレーしていること自体が世界で戦える選手だということを示しています」と日本の大黒柱、渡邊選手の名前を挙げました。

さらに、「あと、バックコートの“ダブルユウキ”にも注意が必要」と、ポイントガードの富樫勇樹選手と河村勇輝選手の名前を挙げました。「(初戦の)オーストラリア代表はとても背の高い選手がバックコートでプレーしていたけれど、フィンランド代表はその選手達を止めるのが難しかった。次の日本代表には、そのバックコートに小さいポイントガードがいる(富樫選手167cm、河村選手172cm)。彼らはとても動きが速いしシュートも打つから、対応するのが難しいと思う。このバックコートの2人が要かもしれないね」と話してくれました。

フィンランドメディアが警戒するこの3人が日本を勝利に導いてくれるか注目です。日本代表とフィンランドの一戦は午後9時10分に始まります。
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