◇プロ野球・オープン戦　ソフトバンク6―2巨人(8日、山口・宇部)

巨人は3番に指名打者で坂本勇人選手、4番に岡本和真選手、そして、丸佳浩選手や中田翔選手などがスタメンに名前を連ねました。

一方、ソフトバンクは主力の柳田悠岐選手、中村晃選手、甲斐拓也選手などが出場せず、19歳の井上朋也選手や佐藤直樹選手など若手中心のスタメンオーダーとなりました。

ソフトバンクの若手にとっては、残り少ない開幕一軍へのアピールの場となったこの試合。

2020年ドラフト1位の井上朋也選手は、2回に巨人の先発、山口俊投手から2ランホームランを放つと、7回にも1アウト満塁のチャンスで打席に向かいます。

マウンドには巨人の5番手・大江竜聖投手。左中間へ走者一掃のタイムリーツーベースを放つと、塁上で大きな笑顔を見せました。

「チャンスで積極的にスイングしていけたし、それが良い結果につながって良かったです」とコメントした井上選手。2安打5打点と、開幕一軍に向け、大きくアピールしました。

巨人は6回に中田選手と松原聖弥選手のタイムリーで2点を奪うも、勢いのあるソフトバンクを止められず、3連敗です。