女子サッカー元日本代表の岩渕真奈選手(30)）が1日、引退を発表しました。

岩渕選手は自身の公式X(旧Twitter)で「いつも応援してくれている皆様へ」というコメントと共に、引退についての思いがつづられていました。

「プロサッカー選手を引退する事に決めました」という文言から始まり、「この場で少しだけ伝えたい事はサッカーを通して感じた、支え、声援、叱咤、激励、共闘、景色、興奮、創造、全ての事に、そして関わってくださった皆様に心から感謝しています。幸せでした！！！サッカーが大好きで、サッカーで出会った人達が大好きで、なにより自分のサッカー人生が大大大好きでした。本当にありがとうございました。9月8日に記者会見をさせていただき自分の口からしっかり思いを伝えさせていただけたらと思います」

現在の30歳の岩渕選手は、小学2年生の時にサッカーを始め、中学進学時に日テレ・メニーナ入団すると、14歳でトップチームの日テレ・ベレーザに2種登録され、2008年に昇格しました。

12年よりドイツ・女子ブンデスリーガのホッフェンハイムに移籍し、14年にバイエルン・ミュンヘンに移籍すると、リーグ2連覇を達成しました。

17年にはINAC神戸レオネッサへ入団しますが、21年1月よりイングランド・FA女子スーパーリーグのアストン・ヴィラLFCへ移籍。2021-22シーズンからアーセナル・ウィメンFCでプレーしました。

そして2023年1月にトッテナム・ホットスパーFCウィメンへ期限付き移籍しました。

日本代表では、08年FIFA U-17女子W杯でゴールデンボール(大会MVP)を受賞すると、11年女子W杯優勝、12年ロンドン五輪準優勝を経験。21年の東京五輪では10番を背負ってプレーしました。