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青学大OB・神林勇太が語る全国中学校駅伝の魅力「駅伝をトコトン好きにさせてくれた大会」当時はサッカー部&野球部と出場

2022年12月15日 7:49
青学大OB・神林勇太が語る全国中学校駅伝の魅力「駅伝をトコトン好きにさせてくれた大会」当時はサッカー部&野球部と出場
神奈川・宮前平中学で全中駅伝に出場した神林勇太さん
◇第30回全国中学校駅伝大会(18日、滋賀県希望が丘文化公園)

18日(日)に行われる第30回全国中学駅伝大会。女子は5区間12キロ(1区と5区が3キロ、2区~4区が2キロ)、男子は6区間18キロ(全区間3キロ)、各都道府県の代表校47と開催地枠を加えた全48チームで、日本一をかけて争います。

当日、解説を務めるのは箱根駅伝(3年9区・区間賞)で活躍した青山学院大学OB・神林勇太さん。自身も2013年の第21回大会に神奈川・宮前平中学で出場。チームは全国の舞台で5位入賞を果たしました。

「個人競技は負ければ自分が悔しいだけで終わる。タスキをつないでチーム一丸となる駅伝は走る責任感が全く違う。一緒に走るチームメートへの思いのために頑張る魅力にひかれました。人生を最も豊かにしてくれて駅伝をトコトン好きにさせてくれた大会です」

■出場当時は野球部&サッカー部のメンバーと大会出場

神林さんが3年生で初めて出場した全中駅伝。この時のメンバーについて聞くと。

「1区が野球部、2区が陸上部、3区が野球部、4区が私、5区が陸上部、アンカー6区がサッカー部。ちょうど陸上部とそれ以外の部活が半分半分でやっていました。サッカー部と野球部の子は駅伝シーズンだけ、練習後の遅い時間に集まって一緒に長距離練習をしていました」

違う部活動仲間と練習し、全国の舞台に挑んだ神林さん。当時は駅伝主将を任されていました。

「結構チームメートに厳しいことを言っていたような気がします(笑)。初めてチームの代表をやりました。今振り返ると、青山学院大学でのキャプテンにもつながったなと思います」

神林さんはこの大会11位でタスキを受け取ると、10人を抜き一気にトップへ。4区で区間賞を獲得しました。

「中学生の時は一番自信があった。だんだん高校、大学で自信はなくなりましたけど(笑)。『4区でオレが全部抜いてくるから!』という感じでいました。トップには立ちましたけど、2位とは差がつかなかったので申し訳なかったなと。(その後順位を落とし)5番でフィニッシュした時は言葉に出なかった。アンカーの子が最後まで苦しい中頑張ってくれたけど、涙が止まらなかった。それくらいみんなで悔しがったのを覚えています」

それでもこの悔しさが自身の陸上人生に大きな影響を与えたという神林さん。「駅伝で活躍することに執着するようになりました」と、高校、大学でのモチベーションになったと言います。

今年は12月18日(日)に行われる第30回全国中学校駅伝。女子は11時10分、男子は12時15分にスタートします。

【放送予定】
BS日テレにて18日(日)11:00~生中継&TVerでもライブ配信。また前日の開始式(17日15:00~)、レース後の表彰式(18日14:30~)を日テレスポーツ公式YouTubeで配信予定

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