◇プロ野球セ・リーグ ヤクルト6-2中日（21日、バンテリンドーム）

中7日での先発となった石川雅規投手が6勝目を手にしました。

石川投手は2回までパーフェクトに抑えるも3回、3本のヒットを浴び2失点を許します。それでもその後は、粘りのピッチングで6回途中2失点。通算183勝目を挙げました。

好投を見せた石川選手に対し、高津臣吾監督は「こちらも気を遣って良い状態でマウンドに上げてあげたくて、それを彼も理解してくれているので、そこにしっかりと合わせてくれる力というのがすごく頼もしくて、すごく頼りになるなと思います」と称賛の言葉を送りました。

◇以下高津監督インタビュー

――先発の石川投手は粘り強い投球でしたがいかがですか。

「打たれ出したら続くところはあるけど、よくあそこは2点で治ったと思いますし、しっかりと自分らしさを出せた投球ができたのかなと思います。6回途中まで1人で投げたのだから、いいピッチングだったと思います」

――石川投手も勝てない時期が続いて悔しさなどあったと思いますが、そういうところは感じていましたか。

「歳のことを言うのはあまり好きじゃないんですけど、やっぱりこちらも気を遣って良い状態でマウンドに上げてあげたくて、それを彼も理解してくれているので、そこにしっかりと合わせてくれる力がすごく頼もしくて、すごく頼りになるなと思います」

――来年から球界最年長になりますが。

「特にかける言葉はなくて、いい意味でほったらかしといて大丈夫で、ちゃんと全てをこなしてちゃんと準備をして、結果が良い悪いは別として全てやってくれるので、ほったらかして大丈夫かなというところです」

――今日は先制された直後に取り返せたのが大きかったと思います。

「ランナーを置いてる場面っていうのは特に5番以降多いので、今日はサンタナの3ランはすごく大きかったですけど、その後の繋いだシーンもすごく大きいと思う。村上の一発は目立つし、村上の存在があっての5、6番というのはありますけど、今日に関しては外国人2人がすごくいい打点と、いい繋がりをしてくれたと思います」

――明日は山下輝投手が予告先発ですがいかがですか。

「もう楽しみしかないね。成功しようが失敗しようが、楽しみにしてます。もちろんいいピッチングしてほしいですけど、どんなピッチングでもここで投げられることはいい経験にして頑張ってほしいですね」