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【J1順位表】首位神戸は試合中止 2位横浜FM勝ち点並ぶ 下位5チームは勝ち点1差の大混戦

2023年6月5日 6:10
【J1順位表】首位神戸は試合中止 2位横浜FM勝ち点並ぶ 下位5チームは勝ち点1差の大混戦
6月4日終了時のJ1順位表
サッカー明治安田生命J1リーグ第16節の8試合が3日、4日に開催されました。

神戸-川崎Fの試合は台風2号の影響でチームの遠征が不可能になったため試合中止。2位横浜FMは勝利し勝ち点で並びました。また14位京都から18位横浜FCまでの勝ち点差は『1』。

現在の順位の試合数は、神戸、浦和、川崎F、湘南の4チームが1試合少ない状況となっています。

◇横浜FM3-2FC東京(味の素スタジアム)

◆得点者
【横浜FM】アンデルソン・ロペス2、マルコス ジュニオール【FC東京】ディエゴ・オリヴェイラ2

2位横浜FMは試合開始わずか39秒、ヤン・マテウス選手のクロスにアンデルソン・ロペス選手が頭で合わせ先制。

しかしその後は、FC東京のサイドからのクロスに苦しめられる展開。ディエゴ・オリヴェイラ選手に2ゴールを許し、ビハインドで前半を終えます。

それでも後半、アンデルソン・ロペス選手のこの日2点目で同点。終了間際には水沼宏太選手のアシストをマルコス・ジュニオール選手が決めて逆転勝利。試合のなかった首位神戸に勝ち点で並びました。

◇湘南2-2新潟(レモンガススタジアム平塚)

◆得点者
【湘南】町野修斗、小野瀬康介【新潟】谷口海斗2

5連敗で17位に沈む湘南は、開始早々に町野修斗選手のPKで先制。

しかしその後は新潟のパスワークに苦しめられます。新潟・伊藤 涼太郎選手の見事なラストパスを谷口海斗選手に決められ失点。後半にも伊藤選手のCKに谷口選手に決められ逆転を許します。

このまま行けば6連敗となる湘南は試合終盤、阿部浩之選手のラストパスを小野瀬康介選手が決めて同点。湘南は敗戦を逃れ、6試合ぶりの勝ち点を手にしました。

◇名古屋3-1C大阪(豊田スタジアム)

◆得点者
【名古屋】和泉竜司、丸山祐市、マテウス・カストロ【C大阪】カピシャーバ

3位名古屋と5位C大阪の上位対決。先制したのは、3連勝中と好調なC大阪。開始早々、シュートのこぼれ球を拾ったカピシャーバ選手が押し込んでJリーグ初ゴールを奪います。

それでも試合の主導権はホームの名古屋が握ります。前半のうちに和泉竜司選手、丸山祐市選手、マテウス・カストロ選手が決めて3ゴール。好調なC大阪を退け、3連勝を飾りました。

◇G大阪2-1福岡(ベスト電器スタジアム)

◆得点者
【G大阪】ファン・アラーノ、三浦弦太【福岡】山岸祐也

前節8試合ぶりの勝利を挙げた最下位のG大阪。前半CKから福岡・山岸祐也選手に先制ゴールを許すも、すぐさま反撃。パスワークで崩すと、最後はファン・アラーノ選手が押し込み同点。さらにその後、FKの折り返しに三浦弦太選手が逆転の決勝ゴール。

G大阪は今季初の2連勝。最下位を脱出し15位に浮上。一方の福岡は5試合勝利なしです。

◇鳥栖2-1横浜FC(ニッパツ三ツ沢球技場)

◆得点者
【鳥栖】長沼洋一2【横浜FC】マルセロ・ヒアン

4戦負けなしの鳥栖は0-0で迎えた後半、長沼洋一選手がクロスに頭で合わせ先制ゴール。長沼選手はさらに河田篤秀選手のクロスからも押し込み、この試合2ゴール。

鳥栖は横浜FCの反撃を1点でしのぎきり5戦負けなし。敗れた横浜FCは連敗で、最下位に転落しています。

◇札幌5-4柏(三協フロンテア柏スタジアム)

◆得点者
【札幌】荒野拓馬、駒井善成、小柏剛、金子拓郎、田中駿汰【柏】戸嶋祥郎、小屋松知哉、細谷真大、武藤雄樹

両チーム合わせて9選手9得点という激しい点の取り合いとなった一戦。

札幌は前半、荒野拓馬選手、駒井善成選手、小柏剛選手の3人が得点。一方の柏は戸嶋祥郎選手、小屋松知哉選手が得点。前半は3-2、札幌の1点リードで終えます。

後半になっても激しい点の取り合いが続きます。後半8分、柏は激しいプレスから細谷真大選手のゴールで3-3の同点。札幌は金子拓郎選手のゴールで4-3。後半アディショナルタイムには柏・武藤雄樹選手のゴールで4-4に追いつきます。

決着は後半アディショナルタイム3分、札幌は細かいパスワークから田中駿汰選手がフィニッシュ。劇的な勝利で5-4と勝利した札幌のミハイロ・ペトロヴィッチ監督は「きょうのゲームは、みなさんも楽しかったんじゃないでしょうか」とコメントを残しています。

◇広島3-1京都(エディオンスタジアム広島)

◆得点者
【広島】茶島雄介2、川村拓夢【京都】豊川雄太

最近4試合で3敗を喫している広島は0-0で迎えた後半、日本代表GK大迫敬介選手のロングパスを受けた森島司選手が個人技で突破。最後は茶島雄介選手が押し込み先制点を奪います。

1度は京都に同点に追いつかれるもその直後、茶島選手がこの日2得点目。終了間際には6月の日本代表に初選出された川村拓夢選手がドリブルで独走しゴール。京都を振り切り、勝利を手にしました。

◇浦和0-0鹿島(埼玉スタジアム2〇〇2)

前半試合を優位に進めたのは鹿島。ディエゴ・ピトゥカ選手のミドルシュート、鈴木優磨選手がペナルティエリア内でシュートを放ちますが、浦和GK西川周作選手が防ぎ得点を許しません。

浦和は後半終了間際、荻原拓也選手のクロスにホセ・カンテ選手がヘディング。しかし鹿島GK早川友基選手がファインセーブ。最後まで両チーム共に得点は奪えず、試合は引き分けに終わっています。