◇プロ野球セ・リーグ　巨人7-5中日(26日、東京ドーム)

中日に開幕2連勝を飾った巨人・原辰徳監督が試合後、インタビューに答えました。

▽以下、原監督の主なコメント

――8回の逆転劇は見事なものでした。

「フォアボールから良いかたちでつないで、ノーアウト2塁3塁という場面で、丸(佳浩選手)のあの一打というのは非常に大きかったですね。なかなかああいうビッグイニングは全員の力が結集しないと出ないので、非常に良かったと思います」

――決勝タイムリーの若林晃弘選手については？

「いいものが出ましたね。彼自身のいいきっかけになれば。日頃から非常に努力家ですし、そういうものがいい形で出たと思います」

――新戦力のウォーカー選手も初打席で初安打初打点。勝負強さを見せましたね？

「ねぇ！見ていると淡々としている感じではありますけど、すごく集中力というものを持った状態で、非常に良い精神状態の中で打席に立っているなという感じが見えますね」

――9回の抑え、大勢投手については？

「きのうよりも非常に落ち着きがあった。重心がやや下がった状態でプレーしているというのが少々成長しているなという感じはしました」

――プロ初先発の山崎伊織投手の投球はいかがでしたか？

「相手バッターが非常に嫌がっているなと感じるピッチャーですね。もう少し“たかぶった状態”でマウンドに行くかなと思いましたけど、落ち着いて投げていました。相手ピッチャーにすごい打球(ホームラン)を打たれましたけど、しっかりと糧としてくれれば。勝ち投手にはならなかったけど、非常に先発として良い役割を果たしてくれたと思います」

――開幕2連勝で、あすもルーキーピッチャー・赤星優志投手が先発となります。

「そうですね。もう少しベテランピッチャーも頑張らないとね(笑)。あまり多大な期待はかけませんけど、平常心の中で、本来の赤星らしいピッチングを期待します」