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【ラグビー日本代表】父の影響で柔道は黒帯・有段者 スピードと体の強さが武器 リーダーシップを併せ持つ堀越康介 全選手紹介#8

2023年9月4日 6:00
【ラグビー日本代表】父の影響で柔道は黒帯・有段者 スピードと体の強さが武器 リーダーシップを併せ持つ堀越康介 全選手紹介#8
ラグビー日本代表の堀越康介選手
9月8日に4年に一度の祭典、『ラグビーワールドカップ』が開幕します。

4年前の日本大会では、史上初のベスト8入り。さらに今大会は、「優勝」を目指しているラグビー日本代表

その代表メンバーを全員紹介します。今回は堀越康介選手です。

■中学時代は柔道部で「黒帯」有段者

9歳の時に母親のすすめでラグビースクールに入ったのがラグビーを始めたきっかけ。中学時代はラグビーを続けながら父親の影響もあり柔道部にも所属し体の繊細な動きを学びました。有段者(初段)で黒帯を持っています。

高校進学時には親元を離れ神奈川県の強豪・桐蔭学園へ。花園では3年生のときに準優勝しています。帝京大学で主将を務め、2018年に東京サンゴリアスに入団し、直近のシーズンは高校の後輩でもある齋藤直人選手とともに共同主将をつとめるというリーダーシップも持ち合わせています。その齋藤選手を"注目の選手"としてあげ、その理由は「かっこいいから」と語ります。

■競争が激しいポジション 出場機会を増やせるか

世界的に見れば大きな体ではないものの、体の強さとスピードを生かしたブレイクダウンの強さが最大の武器です。スクラムはもちろん、ラインアウトなどセットプレーで求められることも多いフッカーのポジション。競争が激しい本職のフッカーの他にプロップの経験もあります。

高校日本代表、U20日本代表、ジュニア・ジャパンと次々に経験しています。2017年5月の香港代表戦で日本代表初キャップ。2019年日本でのW杯でも直前合宿までは帯同していましたが、直前で選外となり悔しい思いをしています。W杯代表に最終的に選出されるのは初めてです。

堀越選手が出場時間を長くできるかに注目。自慢の筋肉は「胸筋」。愛称は「ホリ」です。


◇堀越康介選手
主なポジション:フッカー
生年月日:1995年6月2日
所属チーム:東京サントリーサンゴリアス
身長:175センチ
体重:100キロ
出身地:群馬
出身校:桐蔭学園高校→帝京大学

◇日本代表のW杯スケジュール(日本時間)
9月10日 VSチリ
9月18日 VSイングランド
9月29日 VSサモア
10月8日 VSアルゼンチン