プロ野球・中日の細川成也選手が8日、5月度『大樹生命月間MVP賞』を初受賞しました。「1試合1試合必死にやってきていい成績になって本当によかった」と率直な気持ちを語りました。

5月は全25試合に出場。打率.360、5本塁打、17打点の好成績をマークしました。DeNAから移籍してきたプロ7年目の24歳が、中日の主軸を担っています。

会見では、「現役ドラフトという形でドラゴンズに来て、キャンプから充実していますし、シーズンも充実していますし、新たな気持ちで臨めている。1試合1試合必死にやってきていい成績になって本当によかったと思います」と初受賞の思いをかみしめました。

DeNA時代には6年間で6本塁打だった細川選手は、5月だけで5本塁打をマーク。特に5月27日のDeNA戦では元メジャーリーガーのバウアー投手と対戦。投手最高の栄誉である『サイ・ヤング賞』を獲得した右腕から、自身初となる1試合2本のホームランを放ちました。

「横浜戦でバウアー投手から打てたのは自信に残っています」と話す24歳は、得点力不足に嘆くチームにとっても期待の星。

5月5本のうち本拠地のバンテリンドームで3本を放った細川選手は、「ホーム球場でホームラン打ったり長打を打ったりすれば喜んでくれるので、声援も力になっているのでうれしいです」とファンへ感謝の気持ちも伝えました。

今後に向けては、「6月も5月同様にチームに貢献できるように結果を残していけるよう頑張りたい」と新たな月での活躍を誓っています。